トナリスクは2月14日、「子供のひとり暮らしの心配事」に関する調査結果を発表した。調査は2月5日~7日、子供がひとり暮らしをした経験のある40~91歳の男女465名を対象にインターネットで行われた。
子供のひとり暮らしに関して心配なことを聞いたところ、「食事はちゃんと取れるか」(70.3%)がダントツの1位に。対策として、食料の仕送りをしたり、料理のレシピを教えたといった声が目立った。
続く2位は「病気や事故にあった時に対応できるか」(47.7%)、3位には「防犯は大丈夫か」(46.2%)がランクイン。一緒に部屋を探し、オートロックのマンションや2階以上のセキュリティのしっかりした部屋を選んだり、大家さんに異変があったら連絡をもらうようにお願いするなど、家選びの時点で対処している親が多いよう。
次いで、5位「隣人・近隣に変な人はいないか」(33.1%)、6位「地域に不審者や危ない人はいないか」(30.3%)と続き、3割程度の親が近所や地域への不安があることが明らかに。こういった不安に対して、家選びの際に治安の良い地域を選んだり、口コミや周辺の様子を見に行くなどの対応が見られた。
そのほか、トップ10には、4位「規則正しい生活ができるか」(44.1%)、7位「経済的に自立できるか」(26.2%)、8位「勉強や仕事をちゃんとしているか」(19.6%)、9位「友達ができるか」(10.8%)となり、いずれも、心配ではあるものの、本人に任せている、見守るのみというようなコメントが多く寄せられた。