ネスレネスプレッソは2月16日、カプセル式コーヒーマシン「VERTUO(ヴァーチュオ)」シリーズの新モデルとして、6色の本体カラーをそろえた「VERTUO POP(ヴァーチュオ ポップ)」を発表した。3月1日から発売し、価格は各色とも17,600円。
ヴァーチュオ ポップは、日本の住環境にもフィットするようにと、ミニマルデザインとコンパクトな本体を目指した新モデル。本体サイズ・重さは約幅14×奥行き42.7×高さ25cm・約3.5kgにおさえている。
コーヒーの抽出はカプセル式。鮮度を保つためにアルミ製のカプセルとして、中身のコーヒーはスイスの専門家たちが作っている。コーヒー、エスプレッソ、バリスタ クリエーションズなど、30種類以上のテイスト(カプセル)を用意しており、期間限定カプセルも多い。
カプセルには最適な抽出設定(カップサイズや湯温など)をバーコード記録しており、そのバーコードをコーヒーマシンが自動で読み取って各カプセルに応じた設定で抽出する。抽出量は、エスプレッソ(約40mL)、ダブルエスプレッソ(約80mL)、グランルンゴ(約150mL)、マグ(約230mL)の4通り。なお、使い終わったカプセルは、回収ボックスや自宅回収サービスを通じてリサイクルされる。
ヴァーチュオシリーズに共通の特徴として、独自の「セントリフュージョン(遠心力抽出法)」というものがある。抽出時、カプセルを回しながら遠心力を利用してお湯を注ぎ、カプセル内のコーヒー(挽き豆)全体にお湯を行き渡らせて蒸らす仕組み。これにより、カプセルそれぞれの個性豊かなアロマと味わいを引き出し、豊かなクレマとともに楽しめるとしている。
水タンクの容量は約0.56L、コーヒー抽出までの予熱時間は約30秒。消費電力は最大1,300W、電源コート長は約80cm、約2分待機後の自動電源オフ機能を備える。