アクセーヌは2月14日、「ニキビに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は1月、ニキビで悩んだことがあり、3カ月以内にニキビができ、繰り返している15歳~39歳の女性400人を対象に、インターネットで実施した。
顔のニキビに対する認識やイメージとしてあてはまるものを尋ねたところ、最も多い回答は「よくある肌トラブル」(95.5%)だった。
ニキビは医学的には「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚の疾患だそうだが、「肌の疾患・病気」にあてはまらないと回答した人は32.6%で、3人に1人はニキビを「肌の疾患・病気」と認識していないことがわかった。
さらに、2人に1人が「未然に防げないもの」、「自然治癒するもの」と回答している。ニキビの認識を問う設問では31.8%が「ニキビは赤く腫れている時だけ炎症が起こっている」と回答。
ニキビができてしまった時の対処法について聞くと、「皮膚科へ行く」(37.8%)が最も多く、「生活習慣の改善をする」(34.8%)、「市販の医薬品を使用する」(32.8%)が並んだ。一方で、27.9%と約3人に1人が「自分で角栓を押し出す、ニキビを潰す」、28.1%が「特に何もせず、治まるのを待つ」と回答。各年代別に見てみると30代では約4割と最もスコアが高い。
ニキビを潰す理由として最も多かった回答は、「ニキビを目立たせたくなくするため」(49.1%)で、「ニキビを早く治すため」(42.0%)、「ニキビを小さくするため」(42.0%)と続いた。
ニキビを潰すと回答した人に、自分で潰すことについての考えを聞くと、79.5%が「肌やニキビにとってよくないことだと思う、どちらかといえばよくないことだと思う」と回答した。よくないと理解をしていても、潰してしまう人が多いことがわかった。
ニキビができた時の気持ちについて尋ねると、「自分に自信がなくなる」(53.0%)が最も多く、次いで、「鏡を見たくなくなる」(48.3%)、「生活習慣が乱れていると思われそう(食生活の乱れ、睡眠不足、ストレスなど)」(45.8%)と続いた。
また、ニキビを潰した経験がある人ほど「生活習慣が乱れていると思われそう(食生活の乱れ、睡眠不足、ストレスなど)」(58.0%)、「自分に自信がなくなる」(58.0%)、「人に会うとニキビを見られている気がする」(54.5%)の割合が高くなり、他人の目を気にしてしまう傾向があることがわかった。
ニキビができてしまった時の日中の対処法について聞くと、「化粧(ファンデーションやコンシーラー)でカバーする」「できるだけ、ニキビには化粧しないようにする」がそれぞれ38.8%で、回答が分かれた。「ニキビに化粧をしないようにする人」のうち、約3割は髪の毛やマスクで「隠す行為」をしており、日中のニキビケアは"隠す"意識が高いというのが明らかとなった。
ニキビができやすい、悪化しやすい季節について尋ねると、60.7%が「一年中、特に変わらない」と答えた。23.1%は、「春→夏」と答えている。