俳優の生瀬勝久、お笑いコンビの博多華丸・大吉、女優の森川葵、お笑いトリオ・森三中の大島美幸がこのほど、22日に放送200回目を迎える中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『それって!?実際どうなの課』(毎週水曜23:59~)の収録後に取材に応じた。

  • 左から大島美幸、森川葵、生瀬勝久、博多華丸・大吉 =中京テレビ提供

世の中にある“気になるウワサや疑問”が、実際にやってみるとどうなるのかを検証していく同番組。これまで数々の気になるウマイ話や真偽不明のネタを検証してきたが、22日の放送で200回目を迎える。

大島は「葵ちゃんをはじめ、アキラ(100%)さん、ザ・たっち、チャン(カワイ)さん、本当にいろんな方が身体を張って、200回を迎えられました。皆さんの頑張りが素晴らしいと思います」としみじみ。

同番組が『A-Studio』(TBS系)以来のバラエティ番組へのレギュラー出演となった森川は「こうやって皆さんと200回という記念回を迎えられたことはとても嬉しいです」と笑顔を浮かべ、「200回と言わず、300回、1,000回を目指して、これからも皆さんと一緒に楽しく番組を作っていけたらなと思います」と意気込んだ。

続いて、大吉は「僕らはレギュラーになる前のパイロット版の頃から参加させていただいて。こういう言い方はあれですけど……最初は正直ありがちな企画だなと(笑)」と冗談めかしつつ、「蓋を開けてみたら、とにかく面白い」と、番組の内容を称賛。「今までにありそうでなかった企画で、ちゃんと時間をかけてロケをやってる貴重なバラエティ番組だと思うので、それをスタジオで観させていただいてるのはすごくありがたいし、200回記念でロケに行かせていただいたのはすごく嬉しかったです」と感慨深げに語った。

今回大吉が参加したのは、痩せるとウワサの食べ物を3日間食べ続ける人気検証企画。検証中、チャンカワイの身体から異音が聞こえる場面もあったが、大吉は「僕はギリギリ大丈夫でした(笑)」と振り返り、「チャンくんの前で弱音は吐けない。本当は結構(身体に)来てましたけど、あれを見ちゃったら。本当にちゃんと実際にどうなのかっていう言葉に、出演者もスタッフさんも真摯に取り組んでいるんだなと改めて思わせていただくロケになりました」と、自分よりもたくさんの量の検証食材を食べていたチャンと、VTRを作るスタッフに賛辞を贈った。

一方の華丸は「大島さんも言ってくれましたが、ロケに行ってくれている方々のおかげ」と感謝を述べながら、「課長(生瀬さん)ですらロケに行ってて、僕たちが一番ロケに行ってなかったのに、200回目で大吉さんがロケに行ってしまった。僕は本当に『元気が出るテレビ』の松方(弘樹)さんみたい(笑)」と例えると、大吉から「今のZ世代はキンケシも知らない世代なのに、分からないよ(笑)」とツッコミが。華丸は「一番僕が“実際どうなの?”と思われるかもしれないです。かと言って『ロケに行きますか?』と言われると怖いんですけど(笑)」と本音を漏らし、笑いを誘った。

そして最後に“課長”として番組のMCを務める生瀬は「パイロット版を初めてやらせていただいた時に、私みたいなものがMCでいいんですかと思いましたし、レギュラーになった時もすごく嬉しかったです」と節目節目の気持ちを回顧。「大島さんも謙遜していらっしゃいましたが、本当にたくさんロケに出ていただいていますし、それぞれの役割分担がうまくできていて、そういうところを視聴者の方にも評価していただいてるんだろうなと思います」と感謝した。

さらに「『それって実際どうなのか?』って言葉をニュースから聞いた時にも、『うちの番組……』と思ってしまうくらい(笑)」と番組への愛着を語りつつ、「過剰な演出をしていないところに誇りを持っていて、それが視聴者の方にも伝わっているのかなと。テレビも人生もうまく行くことばかりではないということを前面に出しながら、これからも続けていきたいと思います」と気持ちを新たにした。