宝石って素敵ですよね。希少性があって、独自の輝きをもっていて。でも、そもそも宝石の定義って何なのでしょうか。

宝石について、超ざっくりまとめてみた

  • (Twitter 倉戸みと@mitragyna より引用)

宝石とは何かを調べていくと、しばしばこんな説明を見ることになります。「天然鉱物で、産出量が少ない」「硬質で色が美しく光沢があり、装飾用として珍重される」「ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、サファイア…など」「希少性が高く美しい外観を有する固形物」など。よくわかると言えば、わかるのですが、少し抽象的な言葉も混じっていて、あいまいな側面も感じます。その点、 倉戸みとさんの宝石についてまとめたイラストはわかりやすい! まるで家系図や生物樹系図のように、その成り立ち、出自からそれぞれの宝石の違いが明快です。フォロワーたちも、改めて宝石に対する興味を喚起されたようで…。

「へえ、こんなふうに分かれるんだ? 」「え、めっちゃ勉強になったー」「わかりやすいですしカワイイ! 」「まさに大地から産まれるロマン…! 」「一口に宝石と言っても、様々な形があるのですね」「ダイヤモンドの帝王感好き」「誕生石、私と夫のものが同系のなかまでなんだか嬉しい」などなど。投稿者にお話を伺いました。

■投稿者に聞く

……なぜ宝石の成り立ち図を作成しようと考えましたか。

無機化学的な視点における宝石のグループ分けは結晶の立体構造など科学的な知識がないと分かりづらく、より「ざっくり」視覚化することで楽しいものができるのではないかと考えました。

……この図を作成して行く際に改めて知ったこと、気づいたことはありますか。

一般的(広義)な宝石の定義は「意外と曖昧」で、樹脂の化石であったり(琥珀)、有機物を含んでいたり(真珠)、非晶質を含んでいたり(オパール)…etc. きっと、手のひらに収まるような、小さく美しいものに、多くの人類が心惹かれた結果なのでしょう。

……宝石の魅力を端的に説明していただけますか。

これらすべてが「地球」というひとつの巨大な宝石から生まれたことが、最高の魅力だと思います。

▼宝石について、超ざっくりまとめてみた