アクセサリーを購入したい人が集まる雑貨店やフリーマーケット。私たちが気づかないだけで、実は”商品が買い手を選んでいる”のかもしれません。
販売イベントで売れ残った指輪にまつわる不思議な話をTwitterに投稿したのは、漫画家の関口かんこ(@pkb5648)さん。
指輪と買い手の素敵な縁を描いた漫画に対し、2月14日時点で4.1万件以上のいいねが寄せられています。
物が持ち主を選ぶこともあるのでは?と思った話。(@pkb5648より引用)
趣味で制作したアクセサリーを出品したイベントで、誰にも購入されなかった赤い指輪。
自信作だった指輪が売れ残った事実を不思議に思いつつ、関口さんは、後日参加したイベントにもその指輪を出品します。
すると、売れ残った指輪を嬉しそうに手に取る女性が。関口さんが話を伺うと、前回のイベントで同じ指輪に惹かれていた女性が、改めて購入しにきたとのことでした。
あまりにお似合いの指輪と女性を見て、「彼女のもとへ行くために売れ残ったのではないか」と感じた関口さん。
ツイートのリプライには、「ご縁って本当にありますよね」「全く同じ事を思った事あります! 」など、関口さんの思いに対する共感の声が多数寄せられています。
そのほか、「今度行ってみたいです」「かんこさんファンです! 」と、関口さんが制作している美しいアクセサリーに注目している方のコメントもみられました。
本業として描いている漫画だけでなく、趣味のアクセサリー制作でも関心を集める関口さん。指輪制作においてこだわっているポイントや、指輪と買い手を結ぶ不思議な縁について、ご本人にお話を伺いました。
作者さんに聞いてみた
――指輪を作るのがご趣味とのことですが、作品作りでこだわっている点があれば教えていただけますか?
こだわりというほどではありませんが、指輪を作るときは「私が身に付けたい」と思うようなものを作るようにしています。
小さな宝石で指輪を作るのが趣味なんですが、作るだけ作って箱にしまっておくだけなのもなあと思いまして明日ビッグサイトで開催されるCOMICCITYに雑貨サークルで参加することにしました。
— 関口かんこ (@pkb5648) August 27, 2022
ル15「百石(ひゃっこく)」です。
石は全て天然石で二千円台くらいがメインのプチプライスでお待ちしてます。 pic.twitter.com/nx3F5EDkz5
――不思議なご縁に多くの反響が寄せられています。率直なご感想をお聞かせください。
非科学的だと笑われるかなと思って投稿したのにほぼ「ある! 」というコメントで、多くの方が似たような経験をされていると知って驚きました!
なお、関口さんが手掛ける漫画『くさっても猫なので』は、雑誌「ヤングマガジン」やWebサイト「ヤンマガWeb」に掲載されています。漫画の掲載情報やアクセサリーの出品予定が気になる方は、関口さんのTwitterアカウントや公式ブログを覗いてみてはいかがでしょうか?
物が持ち主を選ぶこともあるのでは?と思った話。 pic.twitter.com/WbAHXaM13x
— 関口かんこ (@pkb5648) February 12, 2023