東武鉄道は15日、新型特急「スペーシア X」(N100系)の運行詳細を発表した。「スペーシア X」は7月15日から運行開始し、浅草~東武日光・鬼怒川温泉間を毎日2往復、木・金・土休日に4往復運行する。
新型特急「スペーシア X」は、7月15日から東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線の浅草~東武日光・鬼怒川温泉間で運行され、浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、北千住駅、春日部駅、栃木駅、新鹿沼駅、下今市駅、東武日光駅、東武ワールドスクウェア駅、鬼怒川温泉駅に停車する。
毎日運行する列車は、下りの「スペーシア X 3号」(浅草駅9時0分発、東武日光行)と「スペーシア X 7号」(浅草駅14時0分発、鬼怒川温泉行)、上りの「スペーシア X 4号」(東武日光駅11時55分発、浅草行)と「スペーシア X 8号」(鬼怒川温泉駅16時37分発、浅草行)の2往復となる。
木・金・土休日に運行する列車は、下りの「スペーシア X 1号」(浅草駅7時50分発、東武日光行)と「スペーシア X 5号」(浅草駅13時0分発、東武日光行)、上りの「スペーシア X 2号」(東武日光駅10時45分発、浅草行)と「スペーシア X 6号」(東武日光駅15時43分発、浅草行)の2往復。ただし、車両運用等の都合により、運転日を変更する場合があるとのこと。「スペーシア X」で運行しない日は100系「スペーシア」車両による運行となり、停車駅や運転時刻は変わらない。
「スペーシア X」の料金・運賃に関して、スタンダードシートを利用する場合は運賃・特急料金が必要。プレミアムシート(コックピットスイート・コンパートメント・ボックスシート・コックピットラウンジ)を利用する場合、シートの種類によってスタンダードシート利用時の料金に特別座席料金が加算される。
特別座席料金は、コックピットスイート1万2,180円、コンパートメント6,040円、ボックスシート400円、コックピットラウンジ1人用200円・2人用400円・4人用800円。一例として、北千住~鬼怒川温泉間でコックピットラウンジ(1人用)を利用した場合、運賃1,400円・スタンダードシート特急料金1,940円・特別座席料金200円、料金の合計3,540円となる。
「スペーシア X」の特急券は6月15日9時から販売開始。7月16日以降の特急券については、乗車日1カ月前の9時から販売される。