警視庁警備部災害対策課の公式Twitterが数年前に紹介した「身近なものを使って濡れた路面でも滑って転ばない方法」という豆知識が、今になってネットで「これは有益」と注目を集めている。先日は雪に不慣れな東京でも積雪して困った人は多かったと思う。確かに気になる情報だ。

注目を集めているのは、警視庁警備部災害対策課の公式Twitterのツイートだ。身近にある絆創膏を使って、雨や雪で滑りやすくなった路面でも転ばないようにできるのだという。具体的には、靴底のつま先とかかとの付近に絆創膏を貼るだけ、と非常に簡単で、これだけで靴が滑りにくくなるそうだ。絆創膏のバンド素材に使われている塩化ビニルなどの素材が、靴と地面との間で、滑り止めのような効果を発揮するからなのだとか。ちなみに絆創膏を貼る際は、事前に靴底の泥や水滴を拭き取り、絆創膏と靴底の間に空気が入らないようにすると、剥がれにくくなるという。

このほか、太い輪ゴムを靴に巻くという方法もおすすめのようだ。世の中には、靴に取り付ける専用の滑り止めグッズなども存在するが、急な雨や雪に見舞われ、準備もできないまま路面が滑って困った際にも、絆創膏であれば簡単に用意できる。困ったときは試しに実践してみてはいかがだろうか。

ネット上では「雪の上絆創膏だらけだったら笑う」「絆創膏?マジで!?転ばなくなるの?」「靴底に絆創膏は効果ありますよ!札幌移住直後に何度かお世話になりました。見た目のイメージ以上の効果でした」などの声が寄せられた。