女優の吉高由里子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(毎週火曜21:00~)第5話がきょう14日に放送される。
大石静氏が脚本を手掛ける同作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(35歳/吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(25歳/北村匠海)という命の始まりと終わりを司る2人が、星降る夜の出会いを機に運命の恋を育んでいくヒューマンラブストーリー。ディーン・フジオカは、心優しきポンコツ天然新人ドクター・佐々木深夜(45歳)を演じている。
先週第4話のラストシーンでは、鈴を尾行し続けてきた謎の人物が「雪宮鈴は人殺し」とSNSに書き込む姿が映し出され、また、妊娠が発覚した一星の親友・佐藤春(千葉雄大)の妻・うた(若月佑美)は激しい腹痛で苦しみ出す展開に。第5話では、マロニエ産婦人科医院の公式SNSに「雪宮鈴は人殺し」という中傷コメントが殺到し、凍りつく鈴。その脳裏には、かつて大学病院を追われる原因となった5年前の事件が蘇っていた。今も鈴の心に暗い影を落とす5年前の事件の真相とは。そして、執拗に中傷コメントを書き込む人物の正体は。
鈴の異変にいち早く気づいた深夜は、気丈に振る舞おうとする鈴を屋上に連れ出し、「大丈夫じゃない時は、大丈夫じゃないって言ってください」と語りかける。優しさに思わず涙をあふれさせる鈴。深夜は自分の白衣を鈴に羽織らせ、寄り添う。
一方一星も鈴を懸命に守ろうと立ち上がることに。「鈴は俺が守るよ」一星に強く抱きしめられ、鈴も束の間の安心感を覚えるが、そのシーンでは深夜と一星がついに初対面。 一見スマートに見える深夜に対し、一星はライバル心をむき出しにし、喧嘩をふっかけ始める。そんな中、鈴の心を決定的に追い詰める事件が発生。一星は慌てて鈴のもとへ駆けつけるが、人知れず膨らみ始めていた無力感、深夜に一歩リードされたような気がする悔しさから思わずその場を離れてしまう。