手を温めたり、冷えやすい場所に貼ったりと冬場はお世話になる使い捨てカイロ。実は使い終わった後に寄付できることをご存じですか? 成原とんみさん(@tonmi_n)が投稿した漫画が話題になりました。

【日記】使用済みカイロを寄付する話(@tonmi_nより引用)

  • (@tonmi_nより引用)

  • (@tonmi_nより引用)

咳がきつい時、背中に使い捨てカイロを貼るという成原さん。そのため使用済みのカイロが結構溜まるそう。(※なお背中にカイロを貼る行為は、医学的なエビデンスに沿ったものではないため自己責任でお願いします)。

溜まった使い捨てカイロはそのまま捨てることもできますが、実は寄付をすることも可能です。大阪に拠点を構える企業「GoGreenGroup」が使用済みの使い捨てカイロを回収し、そのカイロから水質を改善する商品を作り出すプロジェクトを行っていることを数年前にTwitterで知ったと成原さんは言います。

この漫画には2.3万件のいいね、1.7万件のリツイートと大きな反響が寄せられています(2月13日時点)。「こんな試みあったの知らなかった。いいなこれ。うちもカイロちょいちょい使うし、使用済みためとこうかな。」「使用済みカイロを寄付できるとは知らなかった。こういうのが広まるといいね。」と賛同の声も続々。寄付は郵送でも受け付けているほか、成原さんの漫画では東京・秋葉原の愛三電機が回収スポットとして挙げられています。

なお大きな反響が寄せられたことについて成原さんに感想を伺うと、「回収スポットもありますが、送料はその企業持ちなのでなにかしらお店に貢献もしていただければお金が世の中を回ると思います」とのこと。秋葉原の愛三電機をはじめ、全国にある回収スポットに立ち寄った際は、寄付がてらちょっと買い物をしたいものですね。

「GoGreenGroup」では使用済みのカイロだけでなく、期限が切れた未開封のカイロについても、未開封のままか、もしくは開封して完全に温度が下がれば回収を受けているそうです。春になってから期限切れの使い捨てカイロがたくさん出てきた……という時は、廃棄する前に、寄付ができることも覚えておくとよさそうです。