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耐熱皿というと、グラタンやラザニアなどのオーブン料理がメジャーですね。実は耐熱皿は、蓋つきのものを選べば保存容器として使えたり、加熱後はそのまま食卓に出せたりと便利なアイテムです。この記事では、耐熱皿の選び方、おすすめ商品を紹介していきます。

耐熱皿とは

耐熱皿とは、100℃を超える高温や、急激な温度の変化に耐えられるようにつくられた食器のことです。お皿は冷えることで収縮し、そして加熱することで膨張します。耐熱皿は、温度変化で起こる急激な収縮や膨張に耐えられるので、高温の調理でも使用できるようになっています。

耐熱皿の見分け方

耐熱皿かどうかは、見た目だけで判断するのがむずかしいです。必ずお皿に貼られているラベルを確認しましょう。耐熱皿のラベルには、「レンジ対応」「オーブンOK」「耐熱温度120℃」などの表記があります。

素材にもよりますが、お皿そのものに耐熱皿かどうか表記されていることもあるので、購入する際はチェックしてみてください。

耐熱皿の選び方

実際に、どのように耐熱皿を選べばいいかポイントをみていきましょう。

【1】素材で選ぶ
【2】使用する調理家電の加熱温度は事前に確認
【3】スタッキングできると収納時に重宝
【4】ひとり分は350mlをサイズ・容量の目安に
【5】形・デザインは使い方に合わせて
【6】扱いやすさも重要
【7】食洗機対応ならお手入れかんたん

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】素材で選ぶ

耐熱皿の素材は大きく以下の5種類に分けられます。

・ガラス
・陶器
・磁器
・炻器
・セラミック

ここでは、はじめてでも使いやすいガラスと陶器・磁器の素材別に特徴を解説します。

シンプルな「ガラス製」

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ガラス製のメリットといえば、色や匂いが移りづらく、油汚れも落としやすいところでしょう。蓋つきのものを選べば、保存容器として冷蔵庫に収納でき、電子レンジで加熱してそのまま食卓に出すこともできますよ。シンプルなデザインでテイストを選ばないため、和洋中どんな料理にでも使用できます。

クリアで中身が見えやすいので、調理のしやすさと保存容器としての使いやすさがポイントです。

料理が冷めにくい「陶器製・磁器製」

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土が原料の陶器と磁器の耐熱皿は、お皿をつくるときに1200℃の温度で焼くことから、直火OKな種類もあるほどです。遠赤外線によって食材の芯から火がとおり、料理が冷めにくいことが特徴です。

スープやチーズを使用したメニューや品数が多い日は、とくに料理が冷めにくいのはうれしいですよね。ガラスとはちがった温かみのある素材感で、さまざまなデザインや色があるのが特徴です。インテリアに合わせてお皿を選ぶのも楽しいですね。

【2】使用する調理家電の加熱温度を事前に確認

耐熱皿は耐熱温度がそれぞれ異なるので、それにより電子レンジ・オーブン・トースター・グリル・直火など使用できる調理家電が決まります。

たとえば、電子レンジとオーブンでは加熱温度が異なるので、使える耐熱皿が違うというようにです。どの家電を使って料理するのかを事前にチェックしておきましょう。

【3】スタッキングできると収納時に重宝

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耐熱皿を料理以外の用途で使用したいかどうかもポイントです。保存容器として使用する場合、冷凍保存に対応しているかも気になるところ。耐熱皿は厚手なので、普通のお皿に比べると収納に場所を取ります。

なお、重ねられるスタッキングタイプを選ぶと、限られた収納スペースを有効に使えますよ。

【4】ひとり分は350mlをサイズ・容量の目安に

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耐熱皿の容量の目安は、家族やホームパーティ用の大皿で1000ml ほど、ひとり分は350ml程度のものを選ぶと使いやすいでしょう。サイズは使用する家電に合うもので選ぶ必要があります。いざ調理するときにお皿が大きくて入らなかったということは避けたいですね。

家電の庫内のサイズと、耐熱皿のサイズを測って選ぶと安心です。

【5】形・デザインは使い方に合わせて

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耐熱皿の形は、長方形(レクタングル)・正方形(スクエア)・楕円(オーバル)・丸形(ラウンド)などがあります。

大皿の場合は、均等に取り分けやすいレクタングルかスクエアがおすすめ。オーバルは、アクアパッツァなどの魚料理や細長い食材を使うときに向いている形になります。ラウンドはかわいらしい印象で、グラタンなどに使いやすいでしょう。

カラフルなものを選べば、食卓が一気に華やかになりますね。

【6】扱いやすさも重要

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耐熱皿を使用した料理は、こびりつきやすい具材を使うことも多くあり、焦げつきやすいことも。汚れが落ちやすい加工が施してあるかどうかと、洗いやすさも見ておきたいですね。また、耐熱皿に取っ手がついているかも確認しておきたいところ。

取っ手がついていればミトンをつけながらでも持ちやすく、こぼしたり落としたりを防いでくれますよ。

【7】食洗機対応ならお手入れかんたん

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食洗機対応のものを選べば、洗いものの手間がはぶけて家事がらくになります。購入時に食洗機対応のものかどうか確認することと、食洗機に入る大きさで選びましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)