女優の深川麻衣が12日、都内で写真集「Free Mind」(発売中 2,200円税抜 発売元: 幻冬舎)の刊行記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。
同写真集は、石垣島と竹富島を舞台に、深川が海辺ではしゃいだり、イルカとたわむれたり、おばあちゃんのお家のような古民家でのんびり過ごしたり、シーサーを作ったり、ソーキそばやゆし豆腐などのローカルフードに舌鼓を打つ姿を収録。深川と一緒に沖縄旅行を楽しんでいるような1冊に仕上がっている。
4泊5日の旅をテーマに撮影を行ったそうで「石垣島と竹富島のよさもぎゅっと詰まったガイドブックのようなよさもあって、この中で着ている衣装も、実際に大きなキャリーケースに入るくらいの着数にこだわって、スタイリストさんと相談しながらところどころ同じ靴を履き回していたり、ワンピースの上に何かを羽織っていたり、旅行感にすごくこだわって作りました」と打ち明け、同写真集の企画は3年前に立ち上がったそうだが、コロナの影響で延期となったことを明かし「(コロナが)落ち着いてきた頃に再びスタッフさんと集合しまして、企画を練り直したり打ち合わせをして、やっと3年越しに形になってすごく思い入れのある写真集です。30代を迎えて等身大のままを切り取っていただけたのはすごく嬉しかったですし、写真集ってなかなか出せるものではないと思うので、自分にとってはこれが最後かなというくらいの気持ちで撮影しました」と吐露した。
お気に入りのカットを聞かれると、初めてイルカと触れ合ったというカットを挙げ「ほっぺにキスをしてもらって、それがものすごく嬉しかったので、その瞬間のカットがすごく気に入っています」と笑顔で語り、次にご飯を食べているカットを挙げ「出来上がった写真を見て、食べているときにこんな顔をしていたんだって(笑)。我ながら幸せそうな顔をしてご飯を食べているなと思って、30年近く生きてきても初めて見る顔がいっぱい切り取っていただいていたので、それが新鮮でした」とにっこり。そんな同写真集の出来栄えを聞かれると「素敵に今の自分を切り取っていただけたので、縁起よく777点です」と満足げな表情を浮かべた。
また、今年やってみたいことを尋ねられると「プライベートでは今年こそは富士登山をしてみたいです」と力を込め、いつか登ってみたいという思いがありつつも先延ばししていたそうで「静岡県出身なんですけど1度も登ったことがなくて、登った方から『本当にいい経験になるよ』、『大変だけど素敵な景色が見られるよ』ってオススメされるので、今年こそは登ってみたいです」と意気込んだ。
さらに、バレンタインデーの思い出を聞かれると「小学校のときに初めてチョコ作りをしたんですけど、チョコを湯煎で溶かして型に流して固めるという料理らしいことを初めてして、すごく楽しかったという思い出と、好きだった男の子に渡そうと思って、なぜか5000円くらいかけて何回も買って作って練習をしたんですけど、結局、勇気がなくてあげられなかったという切ない思い出があります(笑)。自分で食べました」と回顧していた。