日本インフォメーションは2月8日、「令和のバレンタイン事情」に関する調査結果を発表した。同調査は1月25日~26日、15~59歳の女性900人を対象に、インターネットで実施した。

  • 今年のバレンタイン準備する?

今年のバレンタインについて尋ねたところ、「プレゼントする予定」は63%で、昨年とほぼ同値だった。最も予定しているのが多いのは「20~30代(既婚)」で、昨年同様78%が「渡す予定あり」と回答している。40~50代会社員(未婚)でも、2023年は半数以上が「今年プレゼントする予定」と答えた。

今年どのようなチョコを贈るか聞くと、全体では「家族チョコ」(58%)が最も高いが、「女子高生」は「友チョコ」、「20代会社員(未婚)」は「本命チョコ」が最も高く、属性間で差がみられた。「20~30代(既婚)」「40~50代(既婚)」は「家族チョコ」が最も高いが、「20~30代(既婚)」は本命チョコの割合も46%と高く、パートナーを家族としてより、本命としてもみていることがわかったという。

  • どんなチョコを贈るの?

バレンタインデーで、値上げを実感しているか聞くと、全体の45%が「実感する」「やや実感する」と回答した。最も実感しているのは「20~30代(既婚)」だった。

  • バレンタインデーで、値上げを実感している?

今年のバレンタインデーの予算合計について尋ねると、平均4,244円だった。渡す予定の人数・計は、平均4.8名で、2022年、2021年、2020年同様に、1月時点の予定ではそれぞれ昨年より若干低めだった。2020年以降、上昇傾向にあった今年の予算と費用だが、2023年では減少。人数は引き続き減少傾向で、渡す予定の人数は初めて5人を下回った。

  • バレンタインチョコレートの総予算/贈る人数合計は?

最も予算をかけるつもりなのは「本命チョコ」で、1個当たりの金額は平均2,179円だった。次いで「マイチョコ(自分チョコ)」(1,877円)となっている。「義理チョコ」の個数自体は、5.9個プレゼントする予定と上昇しているが、価格は減少傾向にある。

  • 贈る相手/目的別の予算と人数は?

購入予定場所としては、「デパート・百貨店」(37%)が全体で最も高く、次いで「スーパー」(28%)となった。昨年「デパート」に次いで2番目に高かった「ECサイト計」は17%にとどまっている。

選ぶ基準を尋ねると、2022年までと同様、全体的に「美味しさ」「味の好み」が中心だが、「本命チョコ」を除き、2022年にはやや減少傾向にあった「価格の手頃さ」が、全体的に数値が上昇している。「高級感」は「マイチョコ(自分チョコ)」を除いて減少傾向にあり、「義理チョコ」などは「パッケージデザイン」より「ボリューム感」重視へと変わっている。

  • チョコレートを選ぶ基準は?