元櫻坂46の菅井友香が、カンテレ・西日本ネットで放送されている競馬中継番組『競馬BEAT』(毎週日曜15:00~)の新MCに就任したことが12日、明らかになった。26日よりスタジオに登場する。

  • 菅井友香=カンテレ提供

菅井は小学5年生で乗馬と出会い、馬場馬術にも挑戦。全日本ジュニア大会チルドレンライダー選手権2位(11年)という実力の持ち主で、大学では馬術部に所属していた。2017年から約5年間、日本馬術連盟「馬術スペシャルアンバサダー」を務めたことも。馬の魅力を聞くと「馬は魅力だらけで一言では語れないくらい大好きです! 大きくてかっこいい半面、繊細で優しいところも、賢くて頭が良いところもあるので、そのギャップがすごく魅力的だと思います」と菅井。続けて「馬も人間と同じように、一頭一頭性格がまったく違うので、新しい馬と出会うのがすごく楽しいです。最初は仲良くなれるか不安に思う馬でも、根気強く毎日愛情を注いでいると心を開いてくれて、一緒に何かを乗り越えられたら良いなと思うようになります。言葉が通じなくても心を通わせられる、すごく素敵な動物です」と愛が止まらない。続けて「私は“ホースセラピー(乗馬療法)”という活動を学生時代に少ししていたのですが、それくらい馬には人を癒やす力があります。綺麗な目も本当に透き通っていて、吸い込まれそうになります」と語り、「顎に近いおとがいというプニプニしている部分がとても好きなのですが、馬によって触り心地が違うので、新しい馬に出会ったらおとがいを触らせてもらって感覚を確かめます」とその知識を披露した。

実際に馬と心通わせるために気をつけていたことを聞くと、「私は大学で馬術部に入る前に、乗馬クラブでずっと習っていましたが、そこで約3年間パートナーを組ませてもらった大好きな馬がいました。新しい馬具やおもちゃを買ったり、大好物のニンジンやお菓子をお礼にプレゼントしたり、少しでも喜んでもらえるように接して、声をかけるようにしていました。馬に乗りながらも、何か少しでも答えてくれたときには、肩をポンポンとして“ありがとう”と頻繁に伝えるようにしていました。根気強く愛を持って馬を育てていらっしゃる皆さんも、綺麗な心で人間と向き合ってくれる馬自身も、本当にリスペクトしています」と話す。

そんな菅井は昨年グループを卒業し、ソロ活動が本格化していくタイミング。「櫻坂46から卒業するのはすごく寂しかったのですが、こうしてまた新たに挑戦させていただけることができて、本当にこのご縁に感謝しています。今はとにかく、自分にできることを頑張りたいと、やる気でいっぱいです!」と意気込んだ。今回のオファーを聞いた時の気持ちについては、「“夢じゃないか”と思うくらいすごくうれしかったですし、今も夢心地です。馬好きとしては競馬もすごく気になっていましたが、馬術競技をしてきたのでなかなか手を出せずにいました。競馬もすごく奥深いだろうな、もっと知りたいな、という気持ちがあったので、このような素敵な形で叶えられることが本当にうれしいです」と笑顔で答えた。

一方で、「とてもうれしい気持ちがある半面、競馬ビギナーなのですごく緊張しています。本当に1からしっかり勉強させていただきたいなと思っていますし、競馬をまだ見たことのない方や、まだ踏み出せなかったという方々に、少しでも魅力を伝えていけるように全力を尽くしたいなと思います」と語り、「とにかく馬が大好きなので、実際に厩舎にお邪魔させていただいて、いつか取材をさせていただけたらうれしいです。乗馬を習っていたときは、現役を引退した馬に跨って練習していたこともあったので、もし現役のサラブレッドに実際会えるとなったら、すごくすごく楽しみです! 私は厩舎の匂いが好きなので、掃除もお手伝いさせていただきたいです。体力も根性も腕力もあるので、何でもできます(笑)! これまで経験してきたことがどこかで活かせられたらうれしいです」とアピールした。