secret placeは2月1日、「義理チョコ文化」に関する調査の結果を発表した。調査は2022年12月16日〜2023年1月10日、18歳〜75歳の男女1,347人を対象に行われたもの。

  • 義理チョコをもらって嬉しいと思いますか?

まず、義理チョコをもらって嬉しいと思う男性は67%であった。その理由については「気持ちが嬉しいから」(45.2%)が最多となり、次いで「チョコレートをもらえるならなんでも嬉しいから」(26.3%)が続いた。

  • 「義理チョコをもらって嬉しい」と答えた理由

一方で、義理チョコをもらって嬉しくないという男性からは、「お返しが面倒だから」(67.9%)の理由が圧倒的に多かった。以下、「義務感があるから」(19.0%)が続いている。

  • 「義理チョコをもらって嬉しくない」と答えた理由

「今年のバレンタインデーに義理チョコを渡す」という女性は35.2%。その理由は、「日頃の感謝を伝えるため」(42.4%)が最多となった。一方で、「毎年渡しているから」「義理チョコ文化があるから、付き合いで」という回答が続き、周りに合わせて義務感から義理チョコを渡す人も5割以上見られた。

  • 「義理チョコを渡す」と答えた理由

「今年義理チョコを渡す予定はない」という女性にも理由を尋ねると、「お金がかかるから」が33.3%で最も多く、次いで「時間・手間がかかるから」が24.4%が続いた。また、在宅ワークのために渡せないという人や、会社で義理チョコ文化がないため渡さないという声もあがっている。

  • 「義理チョコを渡さない」と答えた理由

女性が今まで渡した義理チョコで最も喜ばれた経験が多かったのは、「市販の安価なチョコ」(47.9%)であることが分かった。続いて多かったのは「有名ブランドの高級チョコ」(31.9%)や「手作りのチョコ」(15.1%)。

男性側にももらって嬉しいのはどんな義理チョコかを聞いてみると、「市販の安価なチョコ」が58.4%で最多となった。

今年義理チョコを渡す予定のある女性に、どんなチョコレートを渡す予定なのか聞いてみると、「市販の安価なチョコレート」が57.6%で最も多かった。「手作りチョコ」は、6.7%にとどまっている。

  • どんな義理チョコを渡す予定ですか?

義理チョコのお返しが欲しいかについては、47.3%が「はい」、52.7%が「いいえ」と回答した。男性側の意見としては、義理チョコのお返しを「面倒だと思う」という人が34.3%、「なにをお返ししたらいいか迷う・困る」が27.0%で、マイナスイメージを持っている男性が約6割にのぼることが分かった。

ポジティブな回答は、「コミュニケーション・交流のきっかけになるので良い」(21.2%)、「当たり前のこと」(12.4%)、「くれた何倍かにして返したい」(4.6%)。

女性に義理チョコのお返しにはどんなものが欲しいか聞いてみると、「安価なもので十分」が75.9%で最も多い結果となった。