ひとり芸No.1決定戦『R-1グランプリ2023』の決勝進出者発表会見が11日、東京・有楽町朝日ホールで開催され、決勝進出者とネタ順が決定した。決勝は、カンテレ・フジテレビ系で3月4日(19:00~※一部地域除く)に生放送される。
選ばれた7人は早速ネタ順の書かれたボールを引き、決勝ではYes! アキト(2年連続2回目)、寺田寛明(3年連続3回目)、ラパルフェ・都留(初)、サツマカワRPG(2年連続2回目)、カベポスター・永見(初)、敗者復活者、田津原理音(初)、コットン・きょん(初)の順番でネタを披露することが決定した。
一番を引いたアキトは「最悪ですよ~!」と落ち込みながらも「盛り上げるしかないですね!」とすぐに切り上げる。しかし永見が「テレビの賞レースのトップバッターは“終わり”です!」と、『M-1グランプリ』でトップバッターだった経験から断言してしまう。8番目を引いたきょんは「ぶっちゃけ大トリはやだなと思ったんですけど、横にすると∞マークなんですよ。ヨシモト∞ホールを背負って戦えそうです!」と、8と書かれたボールを横にし、∞マークを掲げた。永見が「『M-1』のときは2番手だったので」と話すと、トップバッターだったのではとツッコミが。永見は「ちょっとだけ相方の浜田が先に歩いていたので、ハナ差で2番手だった」と説明し、「頑張ります!」と改めて意気込んだ。
会見では、ライバルについて聞かれる場面も。きょんが「同じコンビからの出場という意味で、カベポスター・永見。後輩ですけど、センスがとんでもないのでぶっ飛ばしたい」と宣言すると、永見は「じゃあ僕もきょんさんの2本目のネタがライバル」と返す。2本目だけをライバルだと限定されたきょんだが「2本目はこれから作ります(笑)」と笑った。
都留は、「JPさんがいたら同じものまね枠でJPさんなんですけど。きょんさんですかね、役に入ったコントをするので」、田津原は「強いて言うなら、寺田さんが同じ本名芸人なので」とそれぞれ挙げ、寺田は、見た目が似ているという理由から「永見さんと同時に決勝進出させてもらえると思っていなかった。視聴者の皆さんに区別をつけてもらえるように頑張りたい」と意気込んだ。サツマカワは「茂木健一郎さんか、小日向文世さんです!」、アキトは「同じメガネということで時東ぁみさんですかね」とボケてみせた。