女優の片岡凜、鈴木梨央が、きょう10日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)第4話に出演する。
今作は郊外の児童精神科クリニック「さやま・こどもクリニック」を舞台に、自らも発達障害=凸凹(でこぼこ)を抱える院長・佐山卓(山崎育三郎)と研修医・遠野志保(松本穂香)のコンビが、発達障害を抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描く医療ヒューマンドラマ。
片岡が演じるのは、摂食障害を抱える女子高生・古川朱里。高校受験失敗をきっかけにダイエットを始めたが、数字で成果が表れることで自信を取り戻し、いつしかダイエットが心の支えになってしまっていた。痩せて友達もでき、ますます過度なダイエットにのめり込み、ついに倒れてしまうまでに。「さやま・こどもクリニック」にやってきた朱里だが、佐山に摂食障害を告げられても自分は太っていると言い張り、ダイエットをやめることも治療も拒否する。
片岡は、『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』でドラマデビューを果たし、その後も『ボーイフレンド降臨!』、『君の花になる』(すべて22年)と立て続けにドラマ出演してきた。そんな片岡演じる朱里の同級生・しずく役を演じるのが鈴木。大河ドラマ『八重の桜』や『Woman』(13年)、『明日、ママがいない』(14年)、連続テレビ小説『あさが来た』(15年)、近年では『ひきこもり先生』(21年)など数々の話題作に出演してきた鈴木が、朱里を支える友達として、心温まる物語を紡いでいく。
そして寝坊や遅刻、忘れ物は日常茶飯事で研修中に重大な医療事故につながり兼ねないミスをしてしまい、一度は医師になる夢を絶たれかけた志保だが、佐山との出会いで自分が発達障害であることを知り、佐山や向山和樹(栗山千明)たち周囲に支えられながら「さやま・こどもクリニック」で研修を続けていくことに。そして日々、自分の凸凹を補うために試行錯誤して自信がついてきた志保は、ついに友人たちに発達障害をカミングアウトすることを決意する。かつてのバイト仲間たちは、ミス連発の志保を温かく受け入れてくれた大切な人たち。迷惑をいっぱいかけてしまった理由をきちんと伝えたいという思いで告白することにしたのだが、それを聞いた佐山や向山はどこか心配そうな表情を浮かべる。そしていざ友人たちにカミングアウトした志保は、思いもよらない反応が返ってきて困惑することに。告白を受けた友人たちの反応とは。そして志保の真の思いとは。