「高知県はどこでしょう?」国土地理院(@GSI_chiriin)公式Twitterアカウントが出したクイズをご紹介します。あなたはわかりますか?

高知県はどこでしょう?(@GSI_chiriinより引用)

  • (@GSI_chiriinより引用)

太平洋に突き出た室戸岬と足摺岬を結ぶ、大きな土佐湾が特徴的な「高知県」、日本地図でも世界地図でもすぐに見つかるよ……と思っていたら、意外と難問。というか見慣れない地図ですが、高知県、どこ!?

この投稿には「とっさには分からんぜよ…」「japanあるけどどれだ」「すみません高知県が何処かはわかりませんが、こういう地図を見るとわくわくするわー(地図好き)」と悩む方がいる一方で、見つけた方からは、「TONSA=土佐?」「高知県が四国全県制圧していた時代があった模様w (この地図が作られた国と時代が知りたい)」「うどんとみかんとぶどうまんじゅうをどこへやった」という声も。あなたは分かりましたか?

このクイズの正解は、こちら!

地図の右下、オレンジ色の2つの島をよく見ると「JAPAN.」「TONSA.」と書かれています。「TONSA.」=「土佐」、つまり下側の島が高知県ですが、愛媛県、香川県、徳島県はどこに行ったんだ……。

この古地図は16世紀後半、日本では安土桃山時代の頃にオランダのオルテリウスが制作した「韃靼図(タルタリア図)」。「タルタリア(韃靼)」はアジア大陸の東北部地域を指す言葉で、この地図ではカスピ海以東の中央アジア、シベリア、中国、北東アジア地域とアニアン海峡(現ベーリング海峡)をはさんで、北米大陸の一部が描かれています。

なお国土地理院は、地図を作るだけでなく、古地図等の収集・保管や画像データの無料公開も行っているそう。伊能忠敬が作成した地図「伊能図」をはじめ、様々な時代や地域の地図を見ることができます。