「高知県はどこでしょう?」国土地理院(@GSI_chiriin)公式Twitterアカウントが出したクイズをご紹介します。あなたはわかりますか?
高知県はどこでしょう?(@GSI_chiriinより引用)
太平洋に突き出た室戸岬と足摺岬を結ぶ、大きな土佐湾が特徴的な「高知県」、日本地図でも世界地図でもすぐに見つかるよ……と思っていたら、意外と難問。というか見慣れない地図ですが、高知県、どこ!?
この投稿には「とっさには分からんぜよ…」「japanあるけどどれだ」「すみません高知県が何処かはわかりませんが、こういう地図を見るとわくわくするわー(地図好き)」と悩む方がいる一方で、見つけた方からは、「TONSA=土佐?」「高知県が四国全県制圧していた時代があった模様w (この地図が作られた国と時代が知りたい)」「うどんとみかんとぶどうまんじゅうをどこへやった」という声も。あなたは分かりましたか?
このクイズの正解は、こちら!
【答】こちら。(TONSA.)
— 国土地理院 (@GSI_chiriin) February 8, 2023
韃靼図が収録された地図帳 #世界の舞台 は、各国語に訳され、40版以上も出版されたベストセラーでした。
他にも日本の地名があるみたい。
あなたの街は、16世紀後半(安土桃山時代)の世界でどのように紹介されていますか?
高画質で見てみる:https://t.co/8rg49d9saw pic.twitter.com/MFHpe4T0Yx
地図の右下、オレンジ色の2つの島をよく見ると「JAPAN.」「TONSA.」と書かれています。「TONSA.」=「土佐」、つまり下側の島が高知県ですが、愛媛県、香川県、徳島県はどこに行ったんだ……。
この古地図は16世紀後半、日本では安土桃山時代の頃にオランダのオルテリウスが制作した「韃靼図(タルタリア図)」。「タルタリア(韃靼)」はアジア大陸の東北部地域を指す言葉で、この地図ではカスピ海以東の中央アジア、シベリア、中国、北東アジア地域とアニアン海峡(現ベーリング海峡)をはさんで、北米大陸の一部が描かれています。
なお国土地理院は、地図を作るだけでなく、古地図等の収集・保管や画像データの無料公開も行っているそう。伊能忠敬が作成した地図「伊能図」をはじめ、様々な時代や地域の地図を見ることができます。
「地理院は、地図を作る機関」?
— 国土地理院 (@GSI_chiriin) February 8, 2023
いいえ、それだけではありません。
国土地理院では、歴史的、文化的ならびに学術研究用の資料として古地図等を収集・保管し、その画像データを #古地図コレクション で無料公開しています。
ようこそ:https://t.co/7uEMds49B3 https://t.co/Jzy3jv3I2s
高知県はどこでしょう? pic.twitter.com/ib4plhBh4J
— 国土地理院 (@GSI_chiriin) February 7, 2023