コロナは、ルームエアコン「ReLaLa(リララ)」の202年モデル22機種を、3月上旬から順次発売する。価格はすべてオープン。

  • フラッグシップの「Zシリーズ」

2023年モデルは、フラッグシップの「Zシリーズ」(6~18畳用)、上位モデルの「Wシリーズ」(6~18畳用)、基本性能重視の「Nシリーズ」(6~14畳用)、暖房を搭載しない「冷房専用シリーズ」(6~14畳用)、窓に取り付ける「ウィンドウエアコン」(4~8畳用)の5シリーズ22機種となる。

フラッグシップのZシリーズには、コロナの独自技術「アクアドロップ洗浄」を採用。1時間あたり最大3Lの結露水を室内機内で発生させて、熱交換器に付着している汚れを洗い流す。

熱交換器表面(アルミフィン)には、汚れが落ちやすい作用を持つ特殊コーティングの「クリアフィンコート」を施し、ホコリなどが流れ落ちる仕組み。洗浄後は約40分の温風乾燥を行い、熱交換器の表面をしっかり乾燥させて清潔性を保つ。

フィルター自動お掃除機能は、運転の積算時間が約25時間を超えると、運転を停止したときに自動でフィルターを清掃する機能。フィルターに付着したホコリは着脱式のダストボックスに溜まっていき、本体底面からワンタッチで取り外してゴミ箱に捨てられる。

2023年モデルは、ウイルス抑制・除菌・脱臭効果を持つ(順に、一般財団法人 日本食品分析センター/ボーケン品質評価機構/同社調べ)フィルターを新しく搭載した。手入れが必要なく、10年間は交換不要としている。

スマホ専用アプリ「コロナ快適ホームアプリ」と連携すると、アプリからエアコンの操作が行える。加えて、自宅のエアコンだけでなく、遠隔地のエアコンにも接続でき、離れて暮らす高齢家族のエアコンが稼働しているかなど、見守り用途にも使える。

このほか、セパレートエアコンのNシリーズは、本体内部で1時間あたり最大約1.5Lの結露水を発生させる「アクアドロップ洗浄Lite」と、「クリアフィンコート」を新しく搭載した。ウィンドウエアコンでは、環境負荷が少ないR32冷媒を全モデルに用いている。

  • Nシリーズ

  • ウィンドウエアコン

  • 利用シーン。映画俳優など多方面で活躍する福本莉子さんがコロナのブランドアンバサダーを務める

  • セパレートエアコン仕様の主な仕様一覧

  • ウインドウエアコン仕様の主な仕様一覧