八芳園は2月22日〜26日、岐阜県飛騨市の歴史や伝統技術、地元の魅力を広くPRするポップアップイベント「町の人だけが知っている! 飛騨古川祭」を東京・白金台「MuSuBu」にて開催する。
同イベントのテーマは、「古川祭」。ユネスコ無形文化遺産の「山・鉾・屋台行事」にも登録され、約400年の伝統を受け継ぐ祭事として毎年4月19日、20日に開催される祭りとなっている。
期間中は、「飛騨古川祭」開催よりもひと足早く祭りについて触れ、学び、祭りとともに親しまれる郷土料理や文化、日本酒など広大な自然に囲まれた飛騨市の魅力が体感できる内容を提供する。
会場では、「古川祭」を躍動感あふれる映像やポスター、フォトブースにて紹介。祭りをつくる人、支える人、参加する人それぞれの立場で祭りに携わる人々の様子を公開する「古川祭の裏」コーナーも設置する。さらに、240年以上続く「手作り和ろうそく」や、飛騨市ならではの特産品の販売も行う。
祭りの雰囲気が体感できるように、メインイベントである起し太鼓の付け太鼓や、からくり人形の体験模型、衣装、提灯などの貴重な道具も展示。各屋台に施される"台紋"と呼ばれる紋を缶バッチにしたガチャポンや、各屋台の歴史について学べるスタンプラリーを通して、「古川祭」をもっと身近に楽しめる企画も用意する。
食事には、飛騨牛を使用したハンバーグをはじめ飛騨産の食材を使用した特製プレート「飛騨ごっつお定食」(2,000円)や、飛騨の伝統野菜"宿儺かぼちゃ"を和スイーツに仕立てた「宿儺かぼちゃの饅頭(饅頭2個+飛騨のお茶セット)」(600円)、なめらかなスイートポテト風の味わいの「宿儺かぼちゃのスイートパンプキン」(800円)を販売する。
体験では、飛騨市に受け継がれる伝統工芸の和ろうそくに絵つけをして、オリジナルの和ろうそくが作れる企画を用意する(参加費1,000円)。また、週末の2月25日・26日には、「獅子舞」による獅子舞奉納の披露も。
2月23日・25日・26日には、祭りの日本酒を支える飛騨市内の3つの酒蔵(渡辺酒造店・蒲酒造場・大坪酒造店)の銘酒を味わう角打ちブースも設置する。24日には、日本酒イベント「蔵元さんと一緒に日本酒を楽しむ会」(参加費1万1,000円)も予定している。