元モーニング娘。の飯窪春菜が、きょう9日に放送されたテレビ朝日系ドラマ『警視庁アウトサイダー』(毎週木曜21:00~)第6話に出演し、同局のドラマ初出演を果たした。
ミステリー作家・加藤実秋氏の同名小説を映像化する同作は、西島秀俊が「見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事・架川英児」、濱田岳が「一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事・蓮見光輔」、上白石萌歌が「安定した就職先として警察を選んだ新米刑事・水木直央」というクセの強いキャラクターに扮する異色の刑事ドラマ。秘密を抱える3人が自らの思惑のために手を組み、互いを利用しながら難事件に挑む姿を描く。やがて過去の真実が明らかになり、物語は壮大な復讐劇へ――。
第6話では、光輔と直央が管内で起きた看護師転落事件を追う一方、架川は単身、長野県春蘭市へ。10年前のホステス殺人の手がかりを求め、被害者・歌川チカ(水崎綾女)が勤務していたクラブ「コフレ」に乗り込んだ。そこから当時のナンバーワンキャスト・田並史江(高橋かおり)の存在にたどり着くも、史江から“ある女性”を探してくれたらすべて話す、と交換条件を突きつけられる。史江が探している女性こそ、飯窪演じる「コフレ」の現人気キャスト・美依。史江は突然美依と連絡が取れなくなったと話す。
飯窪はモーニング娘。を2018年に卒業後、女優としてドラマや舞台などさまざまなフィールドで活動。本作ではノリノリでカラオケを歌い上げるシーンにも挑戦し、湘南乃風の大ヒットナンバーをハイテンションで歌唱した。現在第6話はTVerで1週間見逃し配信中。
第6話のクライマックス、何者かに襲われ監禁されてしまった架川。次回の第7話では、銃口を向けられ絶体絶命の危機に。そんな架川の窮地に現れたのは、桜町中央署から駆けつけたまさかの人物。しかしその“仲間”が架川の目の前で凶弾に倒れてしまうという最悪の事態が起きる。一方、光輔は10年前の事件の被害者のチカの息子・歌川涼牙(小越勇輝)から、真犯人につながる証拠品を入手。その証拠から、アウトサイダートリオは“最も怪しい男”に最接近することに。さらに、直央はかつて長野県警の本部長を務めていた副総監の父・有働弘樹(片岡愛之助)にほのかな疑念を抱き始める。