全国大会に臨む代表生徒が意気込みを語った

記者説明会には、全国大会に出場する47校のうち、群馬県代表の県立前橋女子高等学校、千葉県代表の県立東葛飾高等学校から、それぞれ2名の代表生徒が登壇し、大会参加のきっかけや意気込みを語った。

前橋女子高等学校の石川真衣(いしかわまい)さんは、大会を知ったきっかけとして「中学生の時に、科学の甲子園の全国大会に女子校として唯一、前橋女子高校が出場していたのを知った」ことを挙げ、「自分の力を試す場として参加を決意した」という。また尾崎文郁(おざきあやか)さんは、群馬県大会を振り返って「正直、県大会を優勝できるとは思ってもみなかった」というが、「最後まであきらめずに戦いたい」と意気込む。

  • 群馬県立前橋女子高校の代表生徒で、「幼いころから科学館などが好きだった」という石川真衣さん(左)と、全国大会では「先輩方や他校の分も頑張りたい」と話した尾崎文郁さん(右)

    群馬県立前橋女子高校の代表生徒で、「幼いころから科学館などが好きだった」という石川真衣さん(左)と、全国大会では「先輩方や他校の分も頑張りたい」と話した尾崎文郁さん(右)

一方、昨年の全国大会で準優勝を飾った東葛飾高等学校の北島駿冴(きたじましゅんご)さんは、中学生年代を対象とした「科学の甲子園ジュニア」に出場した経歴を持つ。その大会では県で3位だったといい、「また挑戦したいと思い、今回も出場した」と想いを語る。そして荒井輝(あらいあきら)さんは、「昨年好成績を残した先輩にも話を伺いながら、しっかりと準備を進めていきたい」と話し、優勝への熱をのぞかせた。

  • 千葉県立東葛飾高校の代表生徒で、中学生で出場した科学の甲子園ジュニアのリベンジを目指すキャプテンの北島駿冴(右)さんと、全国大会に向けての対策について具体的に語った副キャプテンの荒井輝さん(左)

    千葉県立東葛飾高校の代表生徒で、中学生で出場した科学の甲子園ジュニアのリベンジを目指すキャプテンの北島駿冴(右)さんと、全国大会に向けての対策について具体的に語った副キャプテンの荒井輝さん(左)

なお、今大会の開催に向けては、科学の甲子園で過去に全国大会に出場したOB・OGたちの現在の活躍を、公式HPで随時公開していくとする。加えて、大会公式Twitterなどでも情報の発信を行っていくとのことだ。