JTOWERは2月8日、2022年12月時点の屋内インフラシェアリング・ソリューション導入実績を発表した。

  • 屋内インフラシェアリングのイメージ図

    屋内インフラシェアリングのイメージ図

JTOWERは携帯キャリア各社に対して、商業施設などの屋内におけるインフラシェアリング・ソリューションを提供している。大型商業施設などでエリア対策を行う際、各社で個別に整備するには設備スペースや営業時間外の作業時間の確保などが課題となる。そこで、インフラシェアリング事業者を介した相乗りを選ばれる場合が多い。

JTOWERは2014年から商用サービスを開始し、商業施設や行政施設、オフィスビル、物流施設、展示場などさまざまな施設で導入実績を増やしてきた。2022年12月時点の導入済物件数(4G/5G合算、日本国内)は374件で、前年同期比137.5%となった。そのうち、5G対応物件は32件。

2022年10月~12月の主な導入実績としては、三井ショッピングパーク ららぽーと堺(大阪府堺市)、ヒルトン広島(広島県広島市)への導入が公表されている。

  • 2022年12月時点の4G/5G屋内インフラシェアリング導入実績

    2022年12月時点の4G/5G屋内インフラシェアリング導入実績