日立グローバルライフソリューションズは、家庭用エコキュートのフルオート標準タンクタイプとして、タンク容量370Lの「BHP-FG37WU」など2機種を新しく追加した。発売日は4月10日。同日から新製品2機種を含む家庭用エコキュート2023年度製品の全22機種を、Wシリーズとして発売する。
今回発売するWシリーズは、22機種のうち、減圧弁方式のモデルから水道直圧給湯方式のモデルまで16機種が、経済産業省資源エネルギー庁による「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」(以下、補助金)の対象となる省エネ基準を達成している。
高断熱のウレタンフォームをタンク周囲に隙間なく敷き詰め(ウレタンク)、ヒートポンプユニットの性能を向上させたことで、年間給湯保温効率(JIS)3.5を実現。2025年度を目標年度とする省エネ基準を達成したことで、補助金の対象となった。
このほか、専用アプリ「日立エコキュートアプリ」と連携することで、給湯の使用有無をプッシュ通知で知らせる機能を新しく搭載。離れて暮らす家族の給湯使用状況を確認する「みまもり機能」として追加され、過去一週間の給湯使用量をグラフで確認することも可能だ。