女優の吉高由里子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(毎週火曜21:00~)第4話がきょう7日に放送される。

  • 左から北村匠海、吉高由里子=テレビ朝日提供

大石静氏が脚本を手掛ける同作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(35歳/吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(25歳/北村匠海)という命の始まりと終わりを司る2人が、星降る夜の出会いを機に運命の恋を育んでいくヒューマンラブストーリー。ディーン・フジオカは、45歳のポンコツ新人ドクター・佐々木深夜を演じている。

第4話では、鈴が仕事の休み時間に一星からリモートで手話を教わったり、一星のバックパック世界旅行時代の友人が経営するギリシャ料理店でデートをしたり、2人だけの心ときめく時間を重ねながら少しずつ想いを繋ぎ合わせていく。「鈴が手話で自分と話したいと思ってくれる気持ちがうれしい」と頬を緩ませる一星。かたや鈴もお節介な性格も含め自分にはない一星の魅力に急速に惹かれ、一星を介して世界が広がり、徐々に明るくイキイキと生きるようになっていく。そんな中、2人が第1話以来のキスを交わすことに。

一方で鈴と深夜の関係にも変化が。第3話では、深夜が10年前に妻・彩子と胎児を大量出血で亡くしたこと、その場に居合わせてボロボロ泣いていた研修医が鈴だったことを打ち明けたが、深夜は一星によって明るく変化してゆく鈴を目の当たりにしてかわいいと感じるようになる。鈴に優しくしてしまう深夜を見て「マロニエ産婦人科医院」には2人を応援する雰囲気が広がっていく。

さらに第4話では、一星の親友・佐藤春(千葉雄大)の妻・うた(若月佑美)が「マロニエ産婦人科医院」に来院し、妊娠していることが発覚。しかし春は自らの過去にまつわる“ある事情”から父親になることを受け入れられず、うたの存在にも息苦しさを感じるように。うたも春の心情を察し、新たな命を迎えることを心から喜ぶことができない。一星はなんとか春の力になりたいと前向きな言葉をかけるが、その思いやりが逆に春を追い詰め、激怒させてしまう。春の悩みの根底にあるつらい過去とは。