ナイルは2月2日、スマホ情報サイト「Appliv TOPICS」にて実施した勤務時の食生活に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は1月19日〜26日、一人暮らしをしている20代〜50代の会社員男女を対象に行われたもの。
まず、勤務状況についての質問では「在宅勤務のみ」は6.30%、「在宅勤務と出社を組み合わせている」は29.09%となり、過半数が「出社のみ」との結果となった。
男女別で見ると、わずかに女性の方が出社割合が高くなっている。年齢別では、20代の「在宅勤務のみ」が12.6%で他の年代より多く、唯一1割超となっている。在宅勤務と出社を組み合わせている割合は30代〜40代が大きく、「出社のみ」が最も多いのは50代であった。
「在宅勤務のみ」「在宅勤務と出社を組み合わせている」と回答した292人に、在宅勤務時の昼食ではどのような食事をしているか聞いてみた。すると、最も多かったのは「自分で作る(レトルト含む)」で219人。75%が自身で昼食を用意している事が分かった。
次に多いのは「コンビニ・スーパー」で143人、「外食」は83人となった。一方で「冷凍宅配弁当」「デリバリー」の利用は1割程度に。「その他」の回答の中では、そもそも昼食をとらないという人が多く見られた。
男女別では、「自分で作る(レトルト含む)」は女性の方が多く、「外食」「コンビニ・スーパー」は男性の方が多い傾向が見られた。
年齢別では、年齢が高くなるほど「自分で作る(レトルト含む)」の割合が高くなる。逆に、「外食」や「コンビニ・スーパー」は年齢が低いほど増えており、若い層は食事を用意する手間をかけない傾向にある事がうかがえる。
「出社のみ」「在宅勤務と出社を組み合わせている」と回答した773人に、出社時の昼食はどのような食事をしているか聞いてみた。最も多かったのは「コンビニ・スーパー」で364人。次いで「自分で作ったお弁当」が308人、「外食」が259人で続いた。
「その他」の回答では昼食をとらないという人のほか、社員食堂を利用するといった回答もあった。
男女別で回答の割合を見ると、「自分で作ったお弁当」が女性32.8%、男性16.1%で大きく差が見られた。一方で、「外食」「コンビニ・スーパー」は男性の方が利用者が多いほか、「冷凍宅配弁当」「デリバリー」もわずかに男性の方が多い結果となった。
年齢別では、20代では「外食」「コンビニ・スーパー」が他の年代よりも少数で、「デリバリー」が多くなっている。
また、在宅勤務をしている人が昼食で「宅配弁当サービス」を利用する割合は1割弱にとどまっている。利用者にどのサービスを使っているか聞いてみると、1位「ヨシケイ」(16人)、2位「ワタミの宅食」(14人)、3位「三ツ星ファーム」(13人)、4位「nosh」(12人)、5位「マッスルデリ」(11人)という結果となった。