日本RV協会は2月1日、「キャンピングカー白書」の2023年版の一部データを発表した。同書は、全国のキャンピングカーユーザーや会員企業のキャンピングカーメーカーおよび販社に調査した業界動向を取りまとめたもの。
キャンピングカーの販売総額は増加傾向にあり、2022年の国内キャンピングカー販売売上合計額が新車・中古車を合計して過去最高の762億円(対前年比120%)となった。
国内販売台数と廃車台数などを調査し、国内キャンピングカーの保有台数を算出したところ、2022年は前年より9,000台増えて14万5,000台となった。17年前の約3倍となっている。
来店するユーザーの年齢層を調べたところ、「50歳代」(33.8%)が最も多く、「60歳代以上」(24.9%)、「40歳代」(24.5%)と続いた。50代以上の世代が50%以上を占めている。
よく旅行に出かける月を聞くと、「5月」(76.2%)が最も多く、「10月」(70.6%)、「4月」(56.4%)と続いた。1月や2月のような、冬の寒い時期であっても30%以上が旅行に出かけるなど、高い断熱処理が施された車両の多いキャンピングカーユーザーならではの結果となった。