アルバトロスは2月1日、退職代行の利用状況に関する調査結果を発表した。調査は2022年3月15日〜2023年1月31日、退職代行モームリ利用者の10代〜60代の男女932人を対象に行われたもの。
まず、同サービスの利用状況の男女比は、男性が44.74%、女性が55.26%となった。年齢別の利用状況を見ると、20代の利用が半数以上と最も多く、10代〜20代で全体の67%を占める。
利用者の居住地域を見てみると、上位の「東京」(158人)、「神奈川」(101人)、「大阪」(87人)、「愛知」(82人)で4割以上を占めており、地域の人口が影響していると考えられる。
利用者の雇用形態については、「パート・アルバイト」が全体の45%と最も多く、次いで「正社員」が43%で続いている。
職種を見てみると、「飲食・サービス業」が全体の23%と最も多く、販売業・製造業も全体の10%以上という結果となっている。
また、退職代行利用の経緯・退職理由の最多は「上司から各種ハラスメントを受けている」(34.9%)、次いで「上司から退職を止められる」(31.6%)、「サービス残業がある」(21.7%)と続いた。そのほか、「勤務外での仕事がある」「有休が使えない」などの理由もあがった。