ウェザーニューズは1月31日、「冬のお風呂調査」の結果を発表した。調査は1月14日〜17日にお天気アプリ「ウェザーニュース」のユーザーを対象に実施している。有効回答数は7万1,961件。
まず、冬場のお風呂は湯船とシャワーどちらが好きか聞いたところ、「湯船」は80%、「シャワー」は20%となった。シャワー派が多かった都道府県は、沖縄県で約7割(71%)となっている。理由としては、「浴槽がない」「湯船につかる習慣がない」「沖縄は年中シャワーで十分」といった回答が寄せられている。
冬場の入浴時間(体を洗っている時間も含む)については、全国平均27.3分となった。最も長かったのは山梨県で32.4分。関東甲信エリアは入浴時間が比較的長い事も分かった。一方で、25分未満の人は西日本で多く見られた。
冬場の湯船につかる時間について聞いてみると、全国平均14分となった。北・東日本ではゆっくり浸かり、西日本では13分未満の短い時間で上がる傾向が見られた。最も長風呂の県は山梨県で19.8分。短かった県は徳島県で10.3分となった。
冬場のお風呂で最もこだわりたいバス用品については、「入浴剤・バスソルト」は35%、「ボディソープ」は13%、「シャンプー・リンス」は12%、「こだわりなし」は40%となった。
中でもこだわりが強い人が多い「入浴剤」に関しては、「山梨県」(45%)や「高知県」(45%)、「岐阜県」(41%)が多かった。一方で、全体の4割(男性45%、女性30%)を占めた「こだわりなし」は、「宮崎県」(51%)や「福井県」(50%)に多く見られた。
続いて、冬場のお風呂、入浴剤に1番求める効能について4択にて聞いてみると、「疲労回復」が41%、「保温効果」が33%、「リラックス効果」が15%、「保温・美肌効果」が11%となった。
冬場のお風呂に入浴剤を入れるかについては、「毎回入れる」が32%、「時々入れる」が25%、「湯船につかるが、入浴剤は使わない」が28%、「シャワーしか使わない」が15%となった。冬は半数以上が「入浴剤」を入れている事が分かった。
シャンプーにいくらかけるか尋ねると、全国平均は1,054円となった。男性が930円、女性が1,327円となり、女性の方が397円ほど高い結果に。
都道府県別で見ると、1位「島根県」(1,368円)、2位「和歌山県」(1,300円)、3位「香川県」(1,293円)となった。一方、費用が低かったのは「長崎県」(792円)や「岩手県」(808円)で、九州や北日本で低めの傾向が見られた。