稲取から車で15分の河津町では、2月1日~28日まで第33回河津桜まつりが、稲取温泉の素盞鳴(スサノオ)神社では2月18日~3月12日まで雛段飾りが開催される。
稲取温泉旅館協同組合が主催する「雛のつるし飾りまつり」(3月31日まで)では、イベント中で最も注目を集めている「素盞鳴(スサノオ)神社雛段飾り」を、2月18日から3月12日(10:00~15:00)まで開催。施設運営費として300円がかかる。伊豆稲取駅から徒歩20分ほどの場所にあり、稲取漁港沿いに15台ほどの駐車場もある。尚、天候によっては展示されない。
素盞鳴(スサノオ)神社は、疫病除けの神様として知られる須佐之男命(スサノオノミコト)を祀った稲取の一部落の鎮守社で、平成26年からこの神社の階段に雛人形と雛のつるし飾りを飾るようになった。現在は、素盞鳴神社雛段飾りの段数118段は雛人形の展示段数で日本一(※当組合調べ)となっている。急勾配の階段に飾られる雛人形と雛のつるし飾りがまるで壁の様に眼前に広がる様は圧巻で、階段手前の鳥居とのシチュエーションは、インスタ映えするという。
さらに、イベント中には、稲取温泉旅館協同組合運営のクレープ「TATENOICHI」が移動販売を行う予定。地元食材を使った贅沢クレープを楽しむことができる。
さらに、第33回河津桜祭りが2月1日~2月28日の期間で開催される。料金は無料。河津駅から徒歩5分ほどで、期間中町内に有料駐車場多数を設置する予定。また、露店なども多数出店する。河津桜とは静岡県賀茂郡河津町にて毎年2月上旬から咲き始め3月上旬までの約1ヶ月に渡り咲く早咲きの桜。花が大きくピンク色なのが特徴のこの桜は本州でも早咲きの種類に分類され開花の過程も楽しむことができる。花はカンヒザクラとオオシマザクラの自然交配と考えられているという。河津町では昭和50年4月に河津町の木として認定されており毎年2月上旬より約1ヶ月間"河津桜まつり"を開催し、多くの人で賑わうイベントとなっている。
また、もともと良港で知られた稲取港で賑わう町だけに、豊富な海の幸が自慢。中でも、「稲取キンメ」とブランド化されている金目鯛の料理は欠かせないという。温泉量も多く古くから湯治等にも利用されてきた、全国屈指の温泉街稲取温泉への宿泊がオススメだという。