東芝ライフスタイルは、同社製ルームエアコン4シリーズ(K-DZシリーズ、K-DXシリーズ、K-Xシリーズ、K-Mシリーズ)として、より清潔性を向上させた2023年モデル21機種を発表した。2月下旬から順次発売する。
6畳用からラインナップし、すべて価格はオープン。K-DZシリーズの店頭予想価格は185,000円前後(6畳用)~275,000円前後(20畳用)の見込み。
2023年モデル最大の特徴は、フラッグシップとなる「大清快」のDRシリーズと同様に、熱交換器周りに除菌効果のあるUV-Cを照射するユニットを内蔵し、「手動クリーニング」時にUVを照射しながらエアコン内部を除菌する「UVプレミアムクリーン除菌」を新たに備えたこと(K-Mシリーズを除く)。
手動クリーニングは、結露水で洗い流す「冷房洗浄」、オゾンを発生させて洗浄するプラズマ空清、加熱乾燥させる「暖房乾燥」、送風で湿気を取り除く「送風乾燥」の4段階からなり、熱交換機を清潔に保つ機能。この4段階でクリーニングしている間、UV照射による除菌も組み合わせて、室内機の内部をよりキレイに保てるようになった。
また、空気中のウイルスやカビ、細菌、花粉、PM2.5といった有害物質を帯電させて除去する「プラズマ空清」機能で集めた汚れにも、UV照射することでこれらの有害物質を抑制可能だ。
省エネについては、新しくリモコンに「eco」ボタンを備え、手軽に省エネ設定できる。節電機能は、レーダーで人の在室を検知し、一定時間不在にした場合に自動で運転を弱める「不在節電」と、明るさにより設定温度を自動補正して無駄な運転を省く「日あたり節電」を用意(K-DXシリーズ、K-Xシリーズは日あたり節電のみ)。
このほか、室外機も外部環境の温度変化に対して強化された。外気温が-15度~50度の条件下でも、冷房/暖房を止めずに運転できるといいい、猛暑や酷寒の厳しい気候/地域にも対応する。
K-Mシリーズは、従来機種から機能の変更がない。店頭予想価格は、K-DXシリーズが140,000円前後(6畳)~210,000円前後(18畳)、K-Xシリーズが120,000円前後(6畳)~165,000円前後(14畳)、K-Mシリーズが105,000円前後(6畳)~170,000円前後(18畳)。