攻めてる攻めてる!
マクドナルドが2月1日に期間限定で発売したアジアンバーガー3種「油淋鶏チキン」「担々ダブルビーフ」「スイートチリシュリンプ」。今回は、こちらの商品を発売日に買ってみたので実食レビューしていきます。
マクドナルド初、アジアの味わいが楽しめるフェア「アジアンバーガーズ」。「油淋鶏チキン」が440円(単品・以下同)でカロリー538kcal、「担々ダブルビーフ」が490円で588kcal、スイートチリシュリンプが450円で432kcalです。
最近のマクドナルドの限定商品は「大人向け」の「ピリ辛」味が多い印象なのですが、ご多分に漏れず今回もピリ辛路線。3商品のうち2品については「辛味が苦手な方はご注意ください」の但し書きまで付いています。筆者はピリ辛苦手……どころか大好きなんですよね。おいしいもんなあ、人気なんだろうなあ。ということで今回も早速実食レビューしていきましょう!
「油淋鶏チキン」
まずは、発売日にTwitterでもトレンド入りしてた「油淋鶏チキン」から。包み紙から出すと、今回のシリーズ共通の特徴でもある「白ごま」と「黒ごま」をトッピングしたオリジナルのバンズがお目見えです。テンションあがるぅ! 油淋鶏チキンはチキンパティ、トマト、レタスにソースを合わせたシンプル構成ですが、トマトとレタスに高さがあるからか全体的にボリューム感がありますね。食べてみますと…んんん? この味はてりやきだ!?
生姜の風味が効いた甘いてりやきソースに、ちょっとした酸味がアクセントで入って油淋鶏っぽくなってる感じです。チキンパティは安定のサクサクとした食感。嬉しくなりますね。ひとことでまとめると、「油淋鶏風味でトマトが入ったてりやきチキンフィレオ」って感じでしょうか。そう書くと身も蓋もない感じですが普通にイケます。
「担々ダブルビーフ」
続いては、「担々ダブルビーフ」です。こちらはダブルビーフということもあり肉感の強い見た目が良いですね。チェダースライスチーズがはみ出ちゃってるのもポイント高いです。こちらはビーフパティ、タマゴ、スライスオニオン、チェダースライスチーズに特製の「担々マヨソース」をあわせた構成となっております。食べてみると……おおお!? 燻したようなごまを強く感じられるソースで、今までのマクドナルドらしからぬマットで本格派な風味!
しかもけっこう、しっかりと辛めです。全体の具材の構成としては「エグチのピクルス抜き」に近いはずなのですが、かなり特徴のある淡々ソースのおかげで全く違うバーガーに生まれ変わっていますね…。これ好きかも。
「スイートチリシュリンプ」
最後は「スイートチリシュリンプ」。バーガーからちょろりとはみ出た「スイートチリソース」に小さく刻まれた唐辛子が目視できるということもあり、「俺はからいよ!」と自己主張してきているように見えます。構成としてはシュリンプポーション、オニオン、レタスの3点は「えびフィレオ」と共通。違いはオリジナルのバンズとスイートチリソースのみとなっております。食べてみましょう…ほほう、これは…? 思ったより辛くない!
見た目と違ってそこまでパンチの効いた辛さを(筆者は)感じません。シュリンプポーションも相まって、「チリ風味に味変したえびフィレオ」という雰囲気です。私、えびフィレオ大好きなんですよ…なのでこれはこれでありだと思います。
いろいろ攻めてる攻めてる!
初のアジアンフェアということで、パッケージから味わいまで、いろいろ攻めてるなーと思わされる今回のバーガー3種。マクドナルドらしさを感じつつ、味変でちょっとした「攻め」を感じたいなら「油淋鶏チキン」か「スイートチリシュリンプ」、いつもと違うマクドナルドにガシガシ攻撃されたいなら「担々ダブルビーフ」がよいと思います。筆者のおすすめは「担々ダブルビーフ」。辛いのイケるならぜひお試しください。異論お待ちしております。