mogは1月31日、女性管理職を務めるワーキングママ100人を対象に実施した「企業に何を求めているか」のインタビュー調査の結果を発表した。調査は、企業に正社員で働いている管理職の女性を対象に行われたもの。
まず、2022年4月に施行された「改正女性活躍推進法」に伴い、企業は女性の管理職の割合を増やすための取り組みが必要となった。
帝国データバンクによると、同年8月時点での女性管理職の割合は、企業規模を問わず増加傾向に。前年比で見ると、従業員数が101人〜300人の企業で0.5ポイント増、301人以上の企業で1.0ポイント増と、微増していることが分かる。
一方で、政府の掲げる女性管理職の割合30%を達成している企業は、全体の10%未満にとどまっている。
今回のインタビューにおいて、企業に求めることは何か尋ねてみた。「女性管理職の増加」が最多となり、次いで「モチベーションを損なわない意識・仕組み」「管理職の魅力の発信」「自分らしい働き方の整備」「周囲の理解とリスク管理」が続いた。
また、「女性管理職」においてはネガティブなイメージが多い立場であることを踏まえつつ、積極的に魅力を発信すべきといった意見も見られた。