イワタは2月1日、「イワタ福まるご」のファミリー書体の販売を開始した。価格は1書体のDL版が15,400円、CD版が17,600円。5書体セットのDL版が61,600円、CD版が63,800円。

  • 「イワタ福まるご」のファミリー書体

「福まるご」は、鉛活字の手書きや手彫り、インクにじみなどの有機的な曲線から着想を得たオールドスタイルの丸ゴシック書体。2020年3月の発売以来、その可愛らしいシルエットからSNSのテロップや映画、絵本のタイトルなどに使われている。

今回、カジュアルさの中に軽快なリズムを持たせた「アソブ」、装飾的な曲線を多く用いた芸術アール・ヌーヴォーから着想を得た右上がりで華やかな「ウネル」、映画字幕などで使われていた特徴的な文字をモチーフにした「カタル」、金属活字の古いゴシック体の骨格と幅広な欧文を合わせた「タタズム」、水平垂直に構成された長体かなを横方向のラインに沿って揃えた機械彫刻のような「キザム」の5書体がファミリーに追加された。

  • 上段左「アソブ」、上段右「ウネル」、中段左「カタル」、中段右「タタズム」、下段「キザム」

製品仕様は、文字セットがAdobe-Japan1-3+N準拠+元号合字「令和」、文字数は9,499文字、ウェイトがL/R/M/B/E、動作環境はWindows(Microsoftがサポートしているバージョン)、macOS(Appleがサポートしているバージョン)。