コラボレーションツール「Discord」において、AV1コーデックのサポートがついに実装された。対応デバイスを搭載するPCにおいて、今週から随時利用できるようになっていくとしている。

  • Discordの画面共有が「AV1」コーデックに対応! たったの8Mbpsで4K/60p配信

Discordが搭載している画面共有機能において、高効率かつ高品質なAV1コーデックが利用できるようになるという内容。NVIDIAでプロダクトラインマネージャーを務めるGerardo Delgado氏がTwitterで明かしており、配信者側がAV1コーデックを活用することで、わずか8Mbpsのデータ帯域で4K/60pの配信が行えるという(高解像度配信はDiscord Nitroへの加入が必要)。

なお、Discordの画面共有はP2Pで行われるため、AV1コーデックの利用には視聴者側のシステムもAV1コーデックのデコードに対応している必要がある。非対応環境のユーザーがいる場合は従来のエンコーダーが用いられるとのことで、一例として、GeForceシリーズではRTX 20シリーズ以降でデコードを行える。