「趣味がなくて無気力…」という悩みを抱えていませんか?
趣味はないといけないものではありませんが、あった方が毎日を楽しめますよね。
この記事では、趣味がなくてこれからみつけたいと思っている人のために、おすすめの趣味についてまとめました。趣味がない人の特徴や趣味をみつけることの意味についても触れているので、ぜひ最後までチェックしてこれからの趣味探しに役立ててください。
趣味がない人の特徴は? タイプ別の解決方法も
「趣味がない」という人も、その理由や特徴はさまざまです。趣味がない人の特徴と、タイプ別の解決方法をまとめました。
周りの意見に流される人
周囲の意見を尊重しすぎて、自分に意識が向いていない人は趣味がない傾向にあります。趣味はあくまでも自分のためのものなので、周囲の意見はひとまず聞かないようにして自分で決める努力が必要です。
交友関係がない人
交友関係がない、あるいは狭いという人も趣味がみつかりにくいでしょう。他者と交流を持つことで、自分の新しい面を知ることもあるためです。まず交友関係を広げるところからはじめてみましょう。
お金に余裕がない人
お金に余裕がないと、「趣味に割くお金なんてない」という思考になりがちです。しかし、お金がかからない趣味もたくさんあります。たとえば、「毎日美味しい節約料理を作る」というのは、お金もかからないかつ、趣味の一つとしても楽しめますよね。
一方で「お金に余裕はないけど、お金のかかる趣味をはじめたい」という人は、まずは収入面の改善策を考えるというのも一つの手です。
精神的に余裕がない人
精神的に余裕がない人は趣味を持つ余裕もありません。ゆっくりと時間を作って、精神的余裕を取り戻すところからはじめましょう。
「精神的に余裕がないときも、これをするとなんとなく心が休まる」と思うものを、趣味として本格的にはじめてみるのもおすすめです。
時間がない人
そもそも趣味に取り組む時間がないという人もいます。どうしても趣味をみつけたいのであれば、趣味をみつけるための時間を作ることからはじめましょう。
フットワークが重い人
新しいことに挑戦する気持ちが起きない人もいるかもしれません。重く考えず、友達の誘いを受けて体験してみるところからはじめてみましょう。
飽き性の人
新しいことをはじめてもつい三日坊主になってしまう人は、最初のハードルを高く設定しがちです。映画や音楽、ラジオなど、「ながら」でできる趣味をはじめてみましょう。
倹約家
今は趣味より、自分のスキルアップにお金を使いたいという人もいます。もちろん、生活を守ることが優先なので、まずは生活基盤を整えることを優先して、お金がかからず簡単にはじめられるものにチャレンジしましょう。
趣味がないのは「めんどくさい」から? 趣味がない人の思考のクセ
「趣味がない」人は心理的なブロックがかかっているために、趣味を作らないという一面もあります。
趣味がない人の思考のクセとして、主に以下の3つがあげられます。
時間がない
趣味がない人の中には、時間がなくて趣味ができないという人もいます。しかし多くの仕事を抱える著名人や経営者であっても趣味の時間は作れている人は多いです。「時間がない」というのは、思い込みの可能性もあるでしょう。
たとえば、1日の間にスマホをダラダラといじっている時間はありませんか? そのような時間を趣味探しにあててみましょう。
仕事に役立つことがしたい
人によっては、趣味よりも仕事に役立つことに時間を割きたいという人もいます。 その場合、無理に趣味を作る必要はないかもしれませんが、仕事のことばかり考えているとストレスがたまり、生産性が落ちることもあります。
仕事の生産性を高めるために、息抜きやリフレッシュできる趣味や、仕事につながる資格勉強などの趣味をみつけるといいでしょう。
1人の時間が欲しい
1人の時間を大事にしたいから誰かと何かをするという趣味は持ちたくない、という人もいます。
スポーツなど複数人で行うものもありますが、趣味には1人でできるものもあります。1人の時間が大切であれば、その時間をより豊かにする趣味をみつけるといいでしょう。
趣味のみつけ方
趣味をみつけたいと思っても、今まで趣味がなかったからみつけ方がわからない、という人もいるでしょう。趣味のみつけ方の例を3つご紹介します。
目的から探す
何のためにその趣味に取り組むのか、目的から探してみましょう。
仕事の息抜きやスキルアップのため、1人の時間を有意義にするためや将来のためなど目的を明確にすると、選ぶべき趣味を絞り込みやすくなります。
自分の好きなことの中からみつける
趣味は、自分が夢中になれるものの方が長続きします。今は仕事や他のことで手一杯で好きなことが思いつかない、という人は、学生時代に好きだったことを思い出してみてください。
好きなものが何も思いつかないという人は、後述する趣味の一覧や知人に紹介された趣味の中で気になるものに取り組んでみるといいでしょう。
継続した先を想像してみる
趣味を選ぶ基準の一つとして、継続できるかどうかを思い描いてみるという方法もあります。せっかくお金や時間をかけるなら、長く続けられるものがいいでしょう。将来的に力がつくものや、価値が残るものを趣味に選ぶのもおすすめです。
たとえば料理教室やスポーツジムなどは、継続すれば確実に自分の力になりますが、お金がかかります。継続する意欲があるか、継続することに価値を感じているかを考えたうえで取り組む必要があります。
時間がない人でもできる趣味
ここからは、さまざまなタイプの人にあわせたおすすめの趣味をご紹介します。時間がない人でもできる趣味として、下記の3つをピックアップしてみました。
カラオケ
カラオケは1人で短時間でも利用できるので、時間がない人がすきま時間を利用して続けやすい趣味です。翌朝まで営業しているところが多く、仕事の残業で遅くなった日でも利用できます。
近年はテレワーク利用も推奨されているので、カラオケで仕事をしつつ息抜きで歌ってみるという使い方もできるでしょう。
ラジオ視聴
ラジオは何かをしながら聴くことができるため、忙しくても続けやすい趣味の一つです。移動中や帰宅後の入浴中など、いつでもどこでも聴くことができるのが最大のメリットです。
近年は、スマホがあればアプリ「radiko(ラジコ)」を使ってラジオが聴けるようになりました。内容も勉強になるものもあり、なんとなく流しておきたい人や何かしら勉強したい人にもおすすめです。
ランチ巡り
時間がない人でも、お昼ご飯は食べますよね。ランチタイムそのものを趣味に変えてみる、というのもおすすめです。さまざまなレストランを巡る習慣をつけると、毎日のランチも楽しくなります。
お金がない人でもできる趣味
お金がないと趣味に取り組みにくいという人もいますが、お金がなくてもできる趣味もいくつかあります。
読書
読書は、お金がなくても取り組める趣味の一つです。本を買うのにお金がかかると思われがちですが、図書館で借りたり電子書籍の無料版などを選んだりすれば無料で本を読むことができます。
読書を趣味にすれば、新しい知識も得ることができるため、将来的にもプラスになります。
散歩
お金を使わずにできる代表的な趣味ともいえるのが、散歩です。人は日常的に歩いていることもあり、散歩に特別なルールはありません。
時間がないという人でも、出社する前に少し早めに家を出てみる、帰り道は一駅手前で降りて残りの距離を歩くなど工夫すれば、散歩する時間を作り出せます。
ストレッチ
ストレッチは、お金を使わずにすきま時間でできます。日常的に行うことも多いため、趣味といってもピンとこない人も多いかもしれません。
ストレッチにもさまざまな種類があり、体の部位ごとに新しいストレッチを試してみるなど、バリエーションを増やしてみるといいでしょう。
インドア派におすすめの趣味
趣味には、外出しなくてもできるものがあります。インドアで楽しみたい人におすすめの趣味をご紹介します。
お菓子作り
お菓子作りは、インドア派の趣味の代表格ともいえるでしょう。近年はお菓子の材料もレシピもインターネットで手に入るので、完全に家から出なくても楽しめます。
お菓子を作るための調理器具が不足していても、電子レンジだけで作れるお菓子や、冷やし固めるだけのゼリーなど、簡単なものからはじめてみるといいでしょう。
オンラインゲーム
新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインゲームをする人が増えました。
オンラインゲームは、通常のポータブルゲームや家庭用ゲーム機と異なり、ネット回線を通じて遠方の人とでもオンラインでつながりながらゲームを楽しめます。
動画視聴
個人が配信するネット配信や、自分の好きな時間にみられる動画配信サービスを楽しむユーザーが増えてきました。以前のように放送時間にあわせてテレビの前に貼りついていたり、映画DVDをレンタルしに行ったりする手間が省けます。
動画コンテンツの数も幅広く豊富になっているので、飽きることもないでしょう。
アウトドア派におすすめの趣味
家の中だけにとどまらず、もっと思い切り動き回れる趣味が欲しい、というアウトドア派におすすめの趣味をご紹介します。
サイクリング
サイクリングは、アウトドアの趣味の中でも手軽にはじめやすい趣味です。すでに日常的に自転車を使っている人は、いつもと少し違うコースを走るだけで楽しめるでしょう。
本格的なロードバイクを買おうとすれば数万円がかかりますが、普段使いできる自転車であれば1万円程度で購入できます。現在自転車を持っていない人でも、手軽にはじめられる趣味です。
登山・トレッキング
特に天気がいい日の趣味として、登山・トレッキングはおすすめです。簡単な山登りでも最低限の装備を持って出かけると、わくわくするでしょう。継続すれば体力がつくのと同時に、山の中の美しい景色に心が洗われます。心と体を両方鍛えることができるでしょう。
カメラ
時間と場所を選ばず楽しめる趣味です。インドアでももちろん楽しめますが、外に出ればより多くの被写体に出会えるので、カメラの題材に困ることはありません。
カメラはいいものを選べばそれなりに値が張りますが、スマホのカメラでは撮れないような美しい星空をはじめとする風景写真を楽しめるでしょう。
スキルアップが見込める趣味
仕事に必要な知識やスキルを習得したいという人におすすめなのが、スキルアップを見込める趣味です。
英会話
近年は英語を使う機会も増え、英語の勉強をしたいという人も多いでしょう。その意味でも、英会話は将来的なスキルアップにつながる趣味といえます。
資格取得
資格取得も将来に活かせる趣味の一つです。資格も英語検定や漢字検定、TOEICなどの実用的なものから、医療事務資格のような仕事に活かせる資格、ダイビングのライセンスやボールペン字検定のような、持っていると一目置かれるような資格までさまざまです。
さらに世界遺産検定など一風変わった資格などもあり、ひとことに資格といっても多岐にわたります。ぜひいろんな資格にチャレンジしてみるといいでしょう。
スクール
1つのスキルに特化したスクールに通うのもおすすめです。
PCスクールやプログラミングスクールであれば仕事に活かせますし、料理教室なら家族や友達を喜ばせることもできます。ダンススクールや楽器のスクールであれば集団でレッスンを受けることもあり、新しい友達が増えるかもしれません。
交友関係が広がる趣味
新しく人脈を広げたいと考えている人は、交友関係が広がる趣味に挑戦してみましょう。
キャンプ
キャンプは友達や家族と行くのはもちろん、近年はソロキャンプが流行ったことから1人でも取り組める趣味になりました。キャンプ場という開放的な環境では、互いに助け合うことで新しい交友関係が広がるかもしれません。
ただし、ソロキャンプは危険も伴うので、十分に注意しましょう。
料理教室
料理教室も1人でも複数人でも楽しめる趣味です。料理のスキルアップを見込めるだけでなく、思いもよらない出会いも期待できるでしょう。恋人や家族を驚かせたいとこっそり1人で通う人もいるため、気さくに相談しあえる友人関係を築けるかもしれません。
サバゲー
サバゲーも近年人気のある趣味の一つです。疑似的に作られたサバイバル空間で非日常を味わえます。チーム戦も行われるので、知らない人と一緒に戦う中で絆を深められる趣味といえるでしょう。
1人でもできる趣味
没頭できる趣味は欲しいけれど他人とかかわるのは苦手という人には、1人でもできる趣味がおすすめです。
アクセサリー作り
アクセサリー作りは、誰にも邪魔されずに1人の時間に浸れる趣味です。アクセサリー作り未経験でも、簡単に作れるキットがリーズナブルに手に入るので、手軽に取り組みやすいのも魅力です。
近年は、ハンドメイドアクセサリーをネットで販売するのも簡単にできるようになったので、極めればお小遣い稼ぎにもなるかもしれません。
コーヒー
コーヒーが趣味というのは、ピンとこない人もいるかもしれません。コーヒーは意外と奥が深い飲み物で、豆の種類はもちろん、豆の挽き方・煎り方、コーヒーの淹れ方で多種多様な風味を楽しめます。
アロマ
アロマオイルを集めて香りを楽しむというのも、部屋に籠もって1人でできる趣味です。
アロマオイルの種類や部屋での使い方によってさまざまな香りや効果を楽しめるので、アロマも奥深い世界といえるでしょう。極めればアロマテラピストの資格をとることもできます。
年を重ねてもできる趣味
仕事一筋だった人が、定年退職を機に趣味を探すということもあります。年齢を重ねても楽しめる趣味を3つご紹介しましょう。
お取り寄せグルメ
ネット通販の台頭で、全国各地から特産品をお取り寄せできるようになりました。家にいながら現地の味を堪能できるので、年をとって遠方へのお出かけがしにくくなった方におすすめです。
ふるさと納税などを活用すれば、地域の特産品をお得に食べられることもあります。
楽器演奏
楽器演奏も、年齢を重ねても楽しめる趣味です。好きな音楽を演奏して楽しむことはもちろん、同じく楽器演奏を趣味にしている仲間との出会い・演奏を楽しむのも良いでしょう。
ガーデニング
家にいながら自分のペースで楽しめる趣味が、ガーデニングです。自分で食べられる野菜を育てたり朝にしかみられない朝顔の花を育てたりと、一日中のんびりマイペースに時間を過ごしたい人におすすめです。
趣味と暇つぶしの違いは?
趣味を楽しむには時間が必要ですが、人によっては時間が余っているから暇つぶしに趣味をしたいという人もいます。趣味と暇つぶしにはどのような違いがあるのでしょうか。
趣味とは
趣味は「仕事や勉強以外で個人が楽しみとしていることがら」をいいます。または「どういうものに美しさや楽しさを感じるか、という個人の感覚」のこともいうので、趣味はやはり自分が楽しめるもの、楽しいと感じられるものから選ぶといいでしょう。
暇つぶしとは
一方、暇つぶしとは「暇な時間を過ごす手段」「無駄に時間を過ごすこと」をいいます。暇な時間を過ごすために趣味をみつけることを、時間の無駄だったとは思いたくないですよね。
趣味と暇つぶしの違いは「時間を作って取り組みたいものか」
趣味と暇つぶしの大きな違いは、「時間を作ってでもやりたいか」という点です。暇つぶしは、最初から時間があり余っており、時間を浪費するためのものを指します。一方で、趣味は時間を作ってでも自分が楽しいと感じることに取り組むことを指します。
趣味がない人も小さなことからはじめてみよう
趣味がない人の特徴や解決策、おすすめの趣味についてご紹介しました。
趣味がないという人は、まず小さなことからはじめてみましょう。趣味は「自分が楽しいと感じる」ことなので、すぐに熱中できる趣味がみつからなくても焦らずに、有意義な時間を過ごせる趣味をみつけたいですね。