大手ハンバーガーチェーン・マクドナルドは、ストローが不要なフタを米国の一部店舗で試験導入しているという。海外メディアが報じた。ネットでは「紙ストローより全然いい!!!」と話題になっている。
同社は以前、2015年から2030年の間に。オフィスや店舗からの温室効果ガス排出量を36%削減する目標を設定していた。また、特にプラスチック製のストローは、海洋汚染やマイクロプラスチックを増加させ、海洋生物に害を与える可能性があるとして排除を進めていた。
この新しいフタは、リフトアップリッドの仕組みを採用しているようだ。飲み口にある小さなフタを持ち上げることで、飲み口が現れるというものだ。日本では、コンビニコーヒーの容器でおなじみの容器と似た仕組みのようだ。
今回の取り組みは、包装をより環境に配慮したものにするためのものだ。同社は「これらの蓋は、私たちのパッケージを最適化し、小さなプラスチックの使用を排除するのに役立ち、廃棄物を削減し、リサイクルを進めるという私たちの継続的なグローバルなコミットメントの一環として検討している多くの解決策の一つです」と説明している。
マクドナルドでは、プラスチックの代わりに紙製のストローを導入したことで、機能性の低さなどからネット上で不満の声が続出していたこともあり、ネット上では「紙ストローより全然いい!!!」「コーヒーで出来てることをやればいいだけの話じゃないの?」「紙ストローよりは10倍マシ」などの声が寄せられた。