WOWOWで3月24日からスタートする門脇麦主演の連続ドラマ『ながたんと青と -いちかの料理帖-』に中村蒼、戸田恵子、久間田琳加、白石隼也、飯田基祐、床嶋佳子、板尾創路が出演することが決定した。
原作は月刊漫画雑誌『Kiss』で連載中の磯谷友紀の同名漫画。戦後間もない京都を舞台に、政略結婚した年の差夫婦(門脇麦・作間龍斗)が料亭再建を通して育む絆と、NHK『きょうの料理』などで知られる料理研究家・大原千鶴監修の華やかな料理が見どころの“おいしくてもどかしい”グルメラブストーリー。主なキャスト陣のコメントは以下の通り。
■中村蒼(田嶋明丞役)
今作は戦後から少したった京都が舞台で、まだなにかと息苦しく思い通りに生きられない時代ですが、そんな世の中でもひたむきに生きるいち日(門脇)と周(作間)を応援したくなる作品だなと思いました。僕が演じた田嶋もそんな2人を陰ながら応援する1人です。そしてまだ当時珍しかった女性シェフのいち日の才能を認めて、彼女が道に迷ったときにそっと背中を押し てあげる優しい人間です。この時代だからこそのすれ違いやもどかしさを感じながら楽しんでもらえたら嬉しいです。
■戸田恵子(丸川町子役)
かなんかなん! かなんわぁ! まずハンカチの用意必須です。いち日と周、この2人のもどかしさ、息苦しくなるほどの切なさにホロッとします。かと言って決して暗いわけではない。楽しく美しく、何よりおいしい物語です。そうです! なのでお腹を空かせて観てはいけないのです。時代のレトロなファッションも素敵です。私が演じた町子はおてんばなおばちゃん。その町子の衣裳もとても素敵ですべて写真に収めたほどです。佳き時代だなぁと思います。戦後、みんなが一生懸命で工夫を凝らしキラキラしてた時代です。そして物語は毎回エンドロールまできっちりご覧ください。最後の最後まで丁寧で温もりにあふれた映像です。京言葉に苦労しながらもキャスト全員が生き生きとしております。ご期待ください!
■久間田琳加(山口鈴音役)
山口鈴音を演じます、久間田琳加です。現場では、いち日さんや周くんの優しくて暖かい空気が漫画そのもので、初日から作品に参加させていただける喜びを感じました。この作品では初めての経験ばかりで、昭和の物語、大阪弁や、娘の小夜子が産まれていて結婚をしていることなど、試行錯誤をしながらですが、楽しみながら撮影できたと思います。美しい京都の街並みの中で撮影できたことも、とても嬉しかったです! 原作を読んでいる時から、いち日さんが作るお料理が本当においしそうで… 撮影現場で漫画から飛び出してきたようなお料理を見た時は感動してしまいました。 ドラマはぜひ、お腹を空かせて見ていただけたらと思います。
■白石隼也(山口縁役)
原作と脚本を拝読し、なんて素敵な世界だと思い、現場で初めてお会いした門脇さんと作間くんのうその ないたたずまいを見て、これは素敵な作品になるだろうと思い、松本監督の繊細かつ丁寧な演出を受け、これは間違いなく素敵な作品になるだろうと確信しました。縁は、うそのないお2人の前に立ちはだかるうそくさい男です。人を見透かしたような顔をするなと怒られてきた人生でしたが、そんな自分を引っ張り出して演じさせていただきました。楽しんでいただければ光栄です。