東急不動産は1月27日、東急リゾーツ&ステイと共同で北海道倶知安町所在の「ホテルニセコアルペン」の「ホテルコンドミニアム」への建替を決定したことを発表した。開業は、2026年冬を予定している。
今回の建替は、「Value up NISEKO 2030」プロジェクト第2弾の取り組みとして行われるもの。
同プロジェクトは2030年に向け持続可能な発展を目指すリゾート、選ばれ続けるデスティネーションとして、「NISEKO」ブランドを行政・地元企業・地域の人々と連携し、課題解決やエリアの活性化を企図したまちづくりプロジェクトとなっている。
第1弾では輸送実績のあるリフトの架け替えを決定。ソフト面の取り組みとして今冬シーズンより"ファーストトラック"の権利を付した国内初のスキー NFT「ニセコパウダートークン」の実証実験を開始するなど、今後も複数の取り組みの推進を予定している。
今回建替となる「ホテルコンドミニアム」は、ニセコ東急グラン・ヒラフスキー場にスキーイン・アウトが可能な一等地に位置。2024年冬に架け替え予定の新ゴンドラの目前であり、ゲレンデに直接アクセスできる"ニセコNo.1立地"の宿泊施設としての誕生となる。施設は、100室以上規模を想定。
なお、「ホテルニセコアルペン」は既存建物解体のため、3月31日に営業終了となる。