JR東日本横浜支社は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、伊東線の一部列車を4両編成で運転すると発表した。使用車両に関して、伊豆急行の3000系「アロハ電車」(元JR東日本209系)と鉄道雑誌等で紹介されている。

  • 伊豆急行3000系「アロハ電車」(元JR東日本209系)。現在、伊東線では2編成連結した8両編成で営業運転を行っている

伊東線の普通列車は、朝および夕夜間に運転される東海道線からの直通列車(E231系・E233系を使用)を除き、伊東線と相互直通運転を行う伊豆急行の車両をおもに使用している。元東急電鉄の車両8000系を中心に運用されるが、昨年から元JR東日本の209系を改造した3000系「アロハ電車」も登場。熱海~伊豆高原・伊豆急下田間の普通列車に使用されている。

伊豆急行の8000系は3両固定編成だが、3000系「アロハ電車」は4両固定編成となっており、伊東線で運転される4両編成の列車もこの車両を使用するとみられる。なお、3000系「アロハ電車」は伊豆急行線内で4両編成による営業運転を行ったことがあるものの、伊東線で4両編成の営業運転を行ったことはなく、現在は2編成連結した8両編成で営業運転を行っているという。