JR西日本は、2023年3月18日のダイヤ改正で、新快速「Aシート」の運転本数を上下各6本に拡大すると発表。号数に関して、平日の下り「新快速1~11号」・上り「新快速2~12号」に対し、土休日は下り「新快速21~31号」・上り「新快速22~32号」として運転する予定となった。

  • 3月18日のダイヤ改正で、新快速「Aシート」の運転本数を拡大。新製車両を2編成導入する(1月18日の報道公開にて撮影)

有料座席サービスの新快速「Aシート」は現在、野洲~姫路・網干間で上下各2本を設定。2019年3月のサービス開始当初、有料エリア内は全席自由席だったが、後に一部座席を指定席とし、2022年3月から全席指定席(指定席料金840円)になった。指定席の設置に合わせ、下りは「新快速1・3号」、上りは「新快速2・4号」として運転されている。

現在の号数は平日・土休日共通だが、新快速「Aシート」の運転本数が上下各6本に増えることもあり、ダイヤ改正後は平日・土休日で異なる号数を導入。平日の下りは、午前に「新快速1・3号」(大阪駅10時0分発・10時45分発)、午後に「新快速5号」(大阪駅15時45分発)、夜間に「新快速7・9号」(大阪駅19時30分発・20時30分発)を運転。平日の上りは、朝の通勤時間帯に「新快速2・4・6号」(大阪駅7時9分発・7時55分発・8時46分発)、午後に「新快速8号」(大阪駅16時45分発)、夕夜間に「新快速10・12号」(大阪駅18時15分発・18時45分発)を運転する。

  • 新快速「Aシート」新製車両の車体側面(1月18日の報道公開にて撮影)

  • 新快速「Aシート」新製車両の客室内(1月18日の報道公開にて撮影)

土休日の下りは、昼間時間帯に「新快速21・23・25号」(大阪駅11時30分発・12時45分発・13時45分発)、夕夜間に「新快速27・29・31号」(大阪駅19時0分発・19時30分発・20時30分発)を運転。土休日の上りは、午前に「新快速22・24・26号」(大阪駅9時0分発・9時45分発・10時45分発)、午後に「新快速28・30・32号」(大阪駅15時45分発・16時45分発・17時45分発)を運転する。

平日は大阪方面の通勤、土休日はお出かけ等を考慮した時刻設定のため、基本的に平日・土休日で新快速「Aシート」の運転時刻が異なる。ただし、平日の下り「新快速7号」(野洲発網干行)と土休日の下り「新快速29号」(草津発網干行)、平日の下り「新快速9号」(草津発姫路行)と土休日の下り「新快速31号」(野洲発姫路行)、平日の上り「新快速8号」(姫路発野洲行)と土休日の上り「新快速30号」(姫路発草津行)は、おもに草津~姫路間で同時刻の運転となっている。