日本テレビ系ドラマ『大病院占拠』(毎週土曜22:00~)で「緑鬼」「橙鬼」「茶鬼」を演じる出演者が、28日放送の第3話で明らかになった。

(※以下にネタバレあり)

  • (左から)村上淳、森田甘路、大水洋介(ラバーガール)=日本テレビ提供

日本が誇る大病院が、鬼の面を被った謎の武装集団によって占拠され、櫻井翔演じる休職中の捜査官・武蔵三郎が、人質を救うために立ち向かっていく同ドラマ。

百鬼夜行の最年長で、チームの精神的な支えでもある「緑鬼」(周防誠)を演じていたのは、村上淳。血の気が荒く、キレやすい乱暴者「橙鬼」を演じていたのは、森田甘路。神経質であらゆる変化を敏感に感じ取る「茶鬼」を演じていたのは、大水洋介(ラバーガール)だった。

「緑鬼」については、第3話の中で、その正体の秘密が明らかになり、タレント医師・土佐(笠原秀幸)が犯した罪に深く関わりのある人物であることが明らかになった。

土佐は、昨年のハロウィンの日に「クラブ・タンゴ」で違法ドラッグパーティーを開いており、薬の過剰摂取によって死亡した周防あかりを、自分の病院に運び、急性心筋梗塞として処理し、違法ドラッグの事を隠ぺいしていた。「緑鬼」の正体は、亡くなった周防あかりの父親・周防誠。制限時間に設定された「8時20分」は、娘のあかりが亡くなった時刻であることも明らかになった。

鬼役のコメントは、以下の通り。

■村上淳
「撮影現場も丁寧な創りこみで監督・スタッフたちの高い熱量とともに“良いものを届けよう”としているということを感じます。
連続ドラマは、出演している自分も、数話先の回の脚本がわからない状況で進むことがあります。そういった“先の読めない”ことにワクワクしております。
座長である櫻井くんとの共演シーンは、実はまだないのですが、完成した作品を見て、同じ時間軸にいるんだ、という安心感があります。こういった緊張感のある作品ですが、出演者・スタッフとともに和やかなムードで現場は進んでいます。
視聴者のみなさまへ“楽しい”・“おもしろい”と思っていただけるようなドラマをお見せできるようスタッフ・キャスト一丸となって制作しております。どうぞこの先も楽しみにしてください」

■森田甘路
「自分が演じる橙鬼は乱暴者のキレキャラなのですが、いつも優しい役柄が多い自分にとってはおそらく初めて挑む役になります。
普段はあまり怒ることがないので、毎回心を鬼にして現場にのぞんでいます。
回を追うごとに櫻井さんをはじめとした主人公サイドはもちろんのこと鬼側のストーリーも段々と展開していくのでそこも注目してみてください」

■大水洋介(ラバーガール)
「撮影中、控え室から出たら絶対にお面をとってはいけなかったため、たまたまロケ場所のエレベーターで一般の家族連れの方と一緒になった時、子供がもの凄く怯えていて心が痛みました。お面をとりたい気持ちを抑え、まさしく心を鬼にして役作りを徹底しました」