JR西日本が2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、博多南線は昼間時間帯を中心に発車時刻をパターン化。使用車両を変更する列車もあり、一部列車において平日・土休日で異なる車両を使用する予定となっている。

  • 500系は山陽新幹線「こだま」の他に博多南線の列車にも使用される

博多南線は博多~博多南間で新幹線車両(N700系、700系、500系)による特急列車を運転。乗車の際、乗車券の他に自由席特急券が必要となる。現行の自由席特急料金は100円だが、4月1日から130円に値上げされる。

ダイヤ改正後も博多南線の運転本数は変わらず、平日に下り28本・上り28本、土休日に下り28本・上り25本を設定。下りは博多駅を10~16時台の毎時9分、16~20時台の毎時53分、19~23時台の毎時12分に発車する列車を設定し、上りも博多南駅を10~17時台の毎時42分(11時台は除く)に発車する列車を設定するなど、昼間時間帯を中心に発車時刻をパターン化する。

使用車両に関して、現在は平日・土休日の下りと平日の上りがそれぞれN700系1本・700系19本・500系8本、土休日の上りがN700系1本・700系18本・500系6本だが、ダイヤ改正で本数を変更。平日の下りは700系15本・500系13本、土休日の下りは700系18本・500系10本に。平日の上りはN700系1本・700系16本・500系11本、土休日の上りはN700系1本・700系17本・500系7本となる。ダイヤ改正前と比べて、N700系を使用する列車が上り1本のみ、700系を使用する列車も減る一方、500系を使用する列車が増えることになる。

  • 博多南線の列車が到着する博多南駅

平日・土休日で使用車両を変更する列車もあり、博多駅7時21分発・7時53分発・8時22分発の下り3本、博多南駅7時39分発・8時37分発の上り2本について、平日は500系、土休日は700系での運転を予定している。