元横綱・白鵬の宮城野親方が28日、東京・両国国技館で「白鵬引退宮城野襲名披露大相撲」を行い、最後の取組として長男・真羽人くんらと対戦した。
1人目の相手は、父親が白鵬の父の弟子で、モンゴル相撲の横綱であり、曽祖父もモンゴル相撲の横綱で、白鵬の父の師匠であるウスフバヤル・デミズジャムくん。2人目の相手は、白鵬の甥・バトージャルガル・ムンフイデレくん。2人とも現在は、同志社大学の相撲部で活躍しているという。
デミズジャムくんとムンフイデレくんとの取組で、2人に押し出された白鵬。続けて少し稽古をつけて相撲の道を目指している2人を激励した。
そして、最後となる3人目で中学2年生の長男・真羽人くんが登場。現在バスケットボール部に所属していることが紹介されると会場から笑いが起こった。真羽人は勢いをつけて何度もぶつかっていき、最後は白鵬が押し出される形に。親子の勝負にひと際大きな拍手が起こった。