首都圏新都市鉄道は26日、つくばエクスプレスのダイヤ改正を2023年3月18日に実施すると発表した。徐行運転に伴う所要時間の見直しや、利用状況に応じたダイヤの変更を行う予定としている。
つくばエクスプレスは将来的な混雑緩和対策である「8両編成化事業」の一環として、青井駅・六町駅にてホーム延伸工事を進めている。この工事を安全に施工するため、地下区間での通過列車による風圧軽減を目的とし、2024年春までこの両駅を含む区間(約1.7km)で75km/h以下の徐行運転を実施。多くの列車で所要時間が1~2分増加するため、これに伴うダイヤの見直しを平日・土休日ともに実施する。
乗客の利用状況の変化に応じたダイヤとするため、土曜・休日ダイヤの21時台に列車種別・運転本数の見直しを行う。上り(秋葉原方面)は守谷駅を21時台に発車する列車の運転本数を8本から7本に変更。下り(つくば方面)は秋葉原駅を21時台に発車する列車の運転本数を10本から9本に変更する。