東京都子供政策連携室は1月26日、第一生命と東京都が実施している「育業」川柳コンクールの受賞作を発表した。応募作品は、2022年9月30日~10月31日にかけて募集していたもので、応募総数1,375点から選ばれたもの。
「育業」とは、育児休業の「休む」というイメージを一新し、望む人誰もが育業しやすい社会の気運醸成のために、東京都が発表した育児休業の愛称。
同事業は、「育業」の理念を広く浸透させ、幅広い層に育業の大切さを知っていただくために実施している「育業応援プロジェクト」の一環として、東京都と連携して実施するもので、今回は、育業にまつわる、くすっと笑える体験から、思わずうなずくあるあるまで、魅力的な句1,375点が集まった。
その中から、初めての「育業」に一歩踏み出そうとする父親の気持ちを詠んだ句が大賞に輝いた。
「押してくれ パパの背中と ベビーカー」(息子の独り言)
優秀賞は以下4点。
- 「育業は 妻が上司で 私部下」(まさちゃん)
- 「パパ奮闘 手替え品替え オムツ替え」(アカエタカ)
- 「人不足 深刻なのは 家のほう」(2児のパパ予備軍)
- 「デキる人 部下に育業 させる人」(山宗雲水)
このほか、以下23点の句が佳作に選ばれている。