タレントのマツコ・デラックスが、2月4日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)で、自身のアンドロイド「マツコロイド」と、8年ぶりの再会を果たす。
マツコロイドは、2015年に同枠で放送されたバラエティ番組『マツコとマツコ』で、マツコが共演した、マツコそっくりのアンドロイド。アンドロイド研究の第一人者である、石黒浩教授(大阪大学基礎工学研究科教授・国際電気通信技術研究所 石黒浩特別研究所客員所長・AVITA株式会社代表取締役CEO)の監修のもと誕生した。
当時、マツコ本人の忠実なアンドロイドを目指し、頭からつま先にいたる全身を型取りし、表情やしぐさ、癖などもリアルに再現した。
「お会いできてうれしいです」というマツコロイドに対し、「あたしはそんなにうれしくないです」と、早速マツコ節で返すが、久々に見るマツコロイドに、マツコも感慨深い様子。
さらに、「やっぱり8年の歳月は恐ろしいわねって思うけど……よく言うと(今の自分は)丸くなった。悪く言うと、諦めた顔になってるわね。8年前はまだこう…(まじまじと見て)…こんなにブスだった?あたし。目がつり上がってるわね、ハリがある! もう…恐ろしい」と本音を吐露する。
続いて、石黒教授の最新鋭アンドロイド「イシグロイド(ジェミノイドHI-6)」が登場。8年前のマツコロイドより遥かに進化した、イシグロイドと対面したマツコは「すごいのよ、自分のだけあんなにきれいに作ってるのよ。どんどん投入してるんだから、資金を! もうさ、(アンドロイドだって)わかってるんだけど、一瞬びくっとしたもんね。ほんとに本人なんじゃないかってくらい。だって実際の石黒先生も大差ない動きをするじゃない? だから一瞬『ええ!?』って思っちゃうよね」と、石黒教授と見た目も動きも瓜二つなイシグロイドに驚く。
その上で、「それくらいの、あたしも作りたいわね」と、マツコロイドを進化させたい意欲を見せ、「でも、もし作り直すなら、ややきれいに作ってね? これ、自分で見ると結構ショックよ、この毛穴の感じ。普段は化粧で埋めてるから。化粧をして、毛穴が埋まってる状態の方がいいわよね。絶対にきれいに作ってもらうからな!」と、早速オーダー。
番組では、アンドロイドやCGアバターが人間と共存する遠くない未来図を、マツコと石黒教授が熱く語り合う。
そして、マツコロイド8年ぶりの復活を記念して、28日からTVerなどで『マツコ会議 特別編』の配信をスタート。今話題の“カーボンニュートラル”をテーマに、マツコロイドと注目のスポットを中継でつなぎ、マツコロイドならではの痛快なトークを楽しみながら、地球温暖化を防ぐための様々な取り組みも学べる内容となっている。