ダイソンは1月26日、HEPAフィルターを搭載し、効率的に手を素早く乾かせるとする業務用ハンドドライヤー「Dyson Airblade 9kJ」を発表した。価格はオープン。
Dyson Airbladeシリーズは、2006年から続くダイソンの業務用ハンドドライヤーシリーズ。今回登場した「Dyson Airblade 9kJ」はシリーズ中最も静音ながら、最短10秒で手を乾かせるという新製品だ。開発に3年以上かけ、700以上のプロトタイプを製作したとする。
内部に毎分最大75,000回転するダイソンのデジタルモーターV4を備え、2つの吹出口から空気を送り、ユーザーの手の輪郭に沿って風を流すことで短時間で水分を取り除く。HEPAフィルターも内蔵し、細菌やウイルスを含む微粒子を99.97%カットし、きれいな空気で手を乾かせるとうたう。赤外線センサーで、ユーザーの手を認識してオンオフする仕組みだ。
乾燥時間は10~12秒。動作モードは強モード、エコモードの2種で、エコモードで使用した場合ペーパータオルと比べ1回の乾燥で排出される二酸化炭素量が最大88%削減されるという。
消費電力は強モードで900W、エコモードで650W。音響レベルはエコモード時で77dB。本体サイズはW450×D100×H500mm。重さは4.5kg。ボディはステンレススチール製。