楽天モバイルは1月26日、「楽天モバイル法人プラン」を1月30日から提供すると発表した。1回線あたりの月額料金は3GB/2,178円から。
楽天モバイル(MNO)の法人向けサービスは2022年7月から400社ほどを対象に先行トライアルを実施しており、1月30日から公式サイト上で一般申込を受け付け、本格提供を開始する。同日に開催された楽天市場出店者向けのイベント「楽天新春カンファレンス」における三木谷浩史氏の講演中にプランの詳細が公開された。
MNO参入以来、個人向けのスマートフォン用料金プランでは一貫して、小容量から大容量までのニーズに1種類の段階制定額プランで対応する“ワンプラン”という方針を掲げてきたが、法人向けでは異なる戦略をとる。
楽天モバイル法人プランには、音声+データ3GB(月額2,178円)、音声+データ5GB(月額2,618円)、音声+データ30GB(月額3,058円)の3種類のプランが用意される。いずれも、専用アプリ「Rakuten Link Office」による無料通話が可能で、Rakuten Link Office利用時はデータ容量を消費しない。
各プラン名にある容量は、日本国内の楽天回線エリア+パートナー回線エリアで通信できる総容量を指す。別途、パートナー回線(KDDIローミング)や海外ローミング利用時のデータ容量には上限が設けられている。各プランの仕様は下表に示すとおり。
音声+データ3GB | 音声+データ5GB | 音声+データ30GB | |
---|---|---|---|
総容量 | 3GB | 5GB | 30GB |
KDDIローミング | 1GB | 2GB | 5GB |
海外ローミング | 1GB | 1.5GB | 2GB |