男磨きとは、男性が今よりもっと魅力的な自分になるために努力を積み上げること。今回は男磨きをするメリットに加えて、外見と内面を磨き上げる方法を解説します。できることから実践してあなたの魅力をアップしてくださいね。
男磨きをするメリットは?
ここでは、男磨きをするメリットをご紹介します。
自分に自信がつく
男磨きをするきっかけは人それぞれですが、多くの方は自信がないときに「自分をもっと磨きたい」と感じるものではないでしょうか?
それではなぜ、男磨きをすると自信が持てるようになるのかというと、努力を積み重ねることにより、自分には達成する力があると信じられるようになるからです。自信のある人とない人の違いは、精神的な余裕があるかどうかです。
自信がないと、ここぞというときも「失敗したらどうしよう」と不安に押しつぶされそうになりますが、自信があると失敗したときの対処法を考える余裕ができ、さらに積極的な行動につながります。
男磨きをすることで、今までよりも自信を持ってアクティブに動けるようになるのです。
女性からも男性からも人気がでる
男磨きをすると、女性からも男性からも人気が集まるようになります。見た目も素敵で内面もしっかりしている人のことを嫌う人なんていませんよね。
また、男磨きをして自分に自信がつくことも、周りから人気がでることにつながります。自分に自信がないと常にネガティブな感情で、他人のちょっとした言動にイライラするなんてこともあるかもしれません。一方で、男磨きをしたことで自信がつき、余裕を持って行動できるようになると、自分だけでなく周囲にも目を向けられるようになります。
そして困っている人をサポートできるようになり、男女問わず多くの人からの信頼を得られるようになるのです。
さらに向上心が芽生える
性別問わず頼られる存在になると、「もっと人の役に立ちたい」「もっと自分を磨きたい」という向上心が芽生えます。自分を高めるためにスキルアップしたいと思い、今までだったら尻込みしていたようなことにも積極的にチャレンジできます。
そのチャレンジがたとえ失敗したとしても、向上心があればその失敗を土台にすることができます。ピンチはチャンスだと捉えて、失敗した原因を冷静に分析し、次につなげる方法を考えるというのを繰り返していくうちに、大きな成功をもたらし、人間的な魅力に磨きがかかります。
男磨きを始めると、自信がつき、周りからの人気も集まり、さらに向上心が芽生えてもっと自分に磨きがかかるという、良いループができあがります。
次からは、具体的な男磨きの方法をご紹介しますので、男磨きを始めたくなった人は要チェックです。
男磨きの方法【外見】
ここでは、外見を磨く方法をご紹介します。自分の外見への自信は、自分の内面にも良い影響を与えるので、ぜひ実践してみてください。
自分に似合うファッションを見つける
自分に似合うファッションといっても、イメージをガラッと変える必要はありません。まずは似合う色を知ることから始めましょう。似合う色といわれてもピンと来ない人は、パーソナルカラー診断を受けるのがおすすめです。
パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った髪の毛、目、肌に似合う色のグループのことを指します。主に春・夏・秋・冬の4つのタイプがあり、春と秋はイエベといわれるイエローベース、夏と冬はブルベといわれるブルーベースに分けられます。
似合う色を身につけると、健康的な印象に見えたり、肌の透明感がアップしたりするなどのメリットがあります。また、服選びの失敗もなくなり、ムダ使いが減らせます。
自分に似合う色の服を着るだけで、一気に垢抜けることができるので、ぜひパーソナルカラー診断を試してみてくださいね。
髪型を整える
男磨きで大切なポイントは清潔感。いくらオシャレをしても髪の毛がボサボサだと、良い印象を与えません。髪は顔と違って360度いろいろな角度から見える部分なので、どの角度からも印象よく見せる必要があるのです。
ここで気をつけることは、整髪料の使いすぎです。スタイリングに欠かせない整髪料ですが、つけすぎてしまうとベタベタ、ギトギトして不潔な印象を与えます。
ウェットすぎるのも、汗なのかどうか区別がつかない場合もあるため、ナチュラル感を心がけましょう。香料がきついものを使用すると不快に思われるケースもあるため、基本的に無香料のものを選んで整えるのがおすすめです。
筋トレする
男磨きには筋トレも有効です。引き締まった見た目になるだけでなく、男性ホルモンのひとつであるテストステロンの分泌を促すからです。テストステロンは筋肉や骨格の成長、フェロモンの発生、ポジティブな思考や決断力を高めるなど、心身に良い影響を与えます。
テストステロンを増やすには無酸素運動が効果的とされ、スクワット、ダンベルなどのトレーニングがおすすめです。腹筋や太ももの大きな筋肉を鍛えて、効率よく増やしましょう。
さらにタンパク質を積極的に摂る、質の高い睡眠を取るなどもあわせておこなうと心身ともに自分の理想に近づけます。
ヒゲを整える
男性のヒゲに関しては、「ワイルドでかっこいい」と思う人もいれば、「ヒゲがない方が優しい印象で親近感がわく」と思う人もいて、人によって好みが分かれる部分です。しかし、伸ばすとしても最低限の手入れはしないと不潔な印象を与えるので、毎日整えることが大切です。
「毎日剃ればいいよね?」と思われるかもしれませんが、それだけではNG。剃り残しやカミソリ負けの跡も、不潔な印象を与えるため、肌に負担をかけずに綺麗に剃るというのがポイントです。
肌が乾燥している状態でヒゲを剃ると肌表面も削ってしまい、肌にダメージを与えてしまいます。シェービングジェルやフォーム、クリームを使って、肌へのダメージを抑えながら剃るようにしてくださいね。
ヒゲが濃くて剃っても青ヒゲになってしまったり、剃り残しが目立ってしまったりする方は、脱毛もおすすめです。
眉毛の手入れ
顔の印象を大きく左右する眉毛。顔の印象の8割は眉毛で決まるともいわれています。手入れをしていない眉毛は清潔感がないだけでなく、なんとなく野暮ったい印象に。
ワイルドな印象を与えたいときはストレートで太い眉、スッキリとした雰囲気にしたいときは細めの眉など、自分のイメージに合わせてお手入れをしましょう。
眉を整えるアイテムはハサミや毛抜き、コームなど様々なものがありますが、初心者には扱いが難しいかもしれません。ハサミとコームが一体型になっているものは、切りすぎを気にせず整えられるので便利です。ドラッグストアで取り扱っていますので、探してみてくださいね。
男磨きの方法【内面】
外見だけでなく、内面の男磨きも大切。見た目は気を遣っていても、内面が残念だと魅力的な人だとはいえません。
ここでは、内面を磨く方法をご紹介します。
勉強する
令和3年の総務省の調査では、社会人が1日に勉強する平均時間は「7分」と発表されました。しかし、この数字は平均値なので、当然のことながら勉強していない人も含まれた数字です。
勉強の習慣が全くなくて焦ってしまった人も、今から始めれば大丈夫。まずは1日7分でも、ちょっとずつ勉強時間を積み重ねていきましょう。移動時間の合間にビジネス系の動画を見るだけでも勉強になります。
勉強内容は何でもOKです。資格の勉強でも自分の興味のある分野の勉強でも、毎日ちょっとずつ続けることで、内面が磨かれます。
今まで知らなかった知識が身につくと、新しい発想ができて考え方が柔軟になるメリットもあります。転職の幅が広がり、新しい業種にチャレンジするきっかけにもつながります。
読書をする
本を読む最大のメリットは、知識や教養が身につくことです。これは自分の生活に役立つだけでなく、仕事でトラブルがあったときの解決策としても活かせます。さらに語彙力が養われることで会話の引き出しが増えます。初対面の人に対しても相手に合わせた会話ができて好感度がグッと高まります。
読書をするというと、小難しい本を読まなくてはならないイメージがあるかもしれませんが、サッと手にとって読めるもので大丈夫です。お気に入りの場所でリラックスしながら本を読むとそれだけでストレス解消にもなります。
すきま時間に読書する習慣を作ってみてくださいね。
人脈を増やす
成長するためには、自分をよりよい方向へ導いてくれる人との出会いも重要です。気が合わない人と一緒にいると、足を引っ張られて目標から遠のいてしまうこともあります。内面をさらに磨くには、いい人脈を意識的に作ることが大切なのです。
忙しくて、交流会などに参加できない場合は、オンラインのコミュニティに参加してみるのもひとつの手です。今までとは違う視点で物事を捉えられるようになったり、今まで出会ったことのないタイプの人から刺激を受けたりして、成長速度が加速することでしょう。
セルフマネジメントをする
セルフマネジメントとは、自分の感情や健康状態をよりよい状態にする取り組みです。この能力が高まると、どのようなシーンでも感情に振り回されることなく最高のパフォーマンスが発揮できるようになります。
セルフマネジメント能力を上げる方法は、何かをする前にまず自分の目的を明確にすること。ゴールが決まったら、タスクをリスト化してスケジュールを組んでいきます。ここで重要なのは無理のないスケジュールにすること。食事や睡眠を削るような進め方ではパフォーマンスが落ちてゴールに到達しません。
セルフマネジメントができるようになると、外見も内面もトータルで自分を高める能力が身につきます。
ポジティブワードを発する
「男磨きをしたいけれどどれもハードルが高い」と感じたら、使う言葉を少し変えることから始めましょう。同じ内容を話しているのに、感じのいい人とそうでない人の違いは、発する言葉が違うのです。
たとえば、何かをしてもらったら「すみません」ではなく「ありがとう」というようにするだけでも気持ちが前向きになります。「すみません」は相手に申し訳ないというマイナスな感情が伝わりますが、「ありがとう」は感謝や嬉しい気持ちが相手に伝わります。
謝られるよりもお礼をいわれた方が、「親切にしてよかった」という気持ちになりますよね。言葉が変わると内面にも変化が訪れ、心に余裕が持てます。
間違った男磨き方法は? やってはいけないNG集
自信過剰になって高圧的な態度になる
男磨きをして自信がついたことで周りの人に対して横柄な態度をとっては、男磨きをした意味がありません。相手を見下し、ストレスのはけ口にするような態度をとると、相手を不快にさせ、周りからの評価も下がります。
高圧的な態度をとれば自分が優位に立てると勘違いをしている人は多いですが、実際は逆効果。高圧的な態度をとる人を見ると、周りの人は「虚勢を張っているんだな」「何もできないから態度だけは大きくしているんだな」と思うので、むしろバカにされてしまうのです。
実際に自信のある人は高圧的な態度になりません。そんな態度を取ってしまう裏には、自分に自信がなくてバカにされたくないという心理が隠れています。横柄な態度をとりそうになったら、「横柄な態度をとるのは精神的に余裕がないことを露呈するのも同然」ということを思い出し、深呼吸をして切り替えましょう。
お金を使いすぎてしまう
ファッションに美容、筋トレ、交流会など男磨きをするのは素敵なことですが、お金を使いすぎて気づいたら「男磨き貧乏」になってしまったと困らないために、お金の使い道も注意が必要です。
お金を派手に使い続ける癖がつくと、自分では投資だと思っていたことがただの浪費になっており、自己嫌悪に陥ってしまうことも。
浪費癖のある人は、月に使える額を決めていない傾向があります。それを直すには、何にどのくらいのお金を使っているのかを把握することが重要。クレジットカードで支払う癖がある人は普段持ち歩かないようにしたり、現金払いにしたりしてできることから実践してみましょう。
完璧主義になって自分を追い込む
習慣的に男磨きをするようになると、自分のペースができてきます。それが心地良いものだったらいいのですが、完璧主義になりすぎると自分で自分の首を絞めることに。想定外のことが起きて自分磨きの時間が取れないとイライラしてしまったり、細かいことが気になってしまったり、弊害がでてきます。
ちょっとこだわりが強くなっているかもと思ったら赤信号。常に100点でなければならないという考えを手放しましょう。こだわる部分とそうでない部分の区切りをつける、それだけでもストレスから解放されます。
自分の理想と違う結果でも行動した自分をほめてあげましょう。
男磨きで外見も内面もかっこいい男性に
男磨きは、外見・内面のどちらかではなく、両方とも磨くことで魅力が増すものです。その魅力はあなただけのものではなく、周囲の人にも良い影響を与えます。まずはできることから取り組んで理想の自分に近づいてくださいね。